ハンデ戦について考えるbyスタッフ②

先日、団体の主催の龍ちゃんがつぶやいた内容だ。このアイデアは非常にいいものだとスタッフは思ったがこの内容について考えるには言語化しないといけない内容があるのでまずそれを示していきたい。

ハンデ戦に対する考えかた

ハンデ戦の現状に満足していないので我々はハンデ戦を採用していない。しかし、ハンデ戦の需要もあるので採用できるように新しい考え方を導入したりすることによって欠点を克服した状態で開催することを目指している。弱点を克服すれば競技的なイベントの開催も可能という仮説を立ている。

弱点の回避

ハンデ戦の弱点は ①ランクの擦り合わせ ②対局外の内容が勝敗に関与している。 の二点だった。

我々の考えている欠点は主にランクの設定に関することだ。①の弱点は参加者側が不可避な点で②は参加者側が故意に発生させる。
①は参加者同士の認識のギャップが引き起こすため運営側が認識に差が生じにくい一意的な価値観を示すことで回避できる。
②は適切に申告しやすい環境を作ることや大会の目的と参加者の目的のミスマッチを減らすことである程度は回避できる。

様々な施策を従来のハンデ戦に導入していくことで弱点を回避できると考えている。

ツイートについて

ツイートのアイデアに戻るが②の弱点を解消するためのものだ。
軽微なランク詐称や魔が差したときに申請したランクが上位の者に少しのインセンティブがあればそういう状況を減らせるのではないかというアイデアだ。
"インセンティブは勝つことよりも小さい必要がある。"とあるがこれは具体的に価値の大小関係が (インセンティブ)<(1WIN) になるようにという意味ではなくインセンティブが大きすぎると適正なランク以上の申請のほうが有利になってしまうことを避けようという発想だ。ここの匙加減を間違えると極論ではランクのインフレが起き全員が最高ランク申請が最善手になってしまう。
また、このアイデアはランク上位の参加者を評価するものではなくあくまで適正ランクの申請を後押しするものであることに留意したい。

次回は実際にこのアイデアを実装した大会をデザインしていきたい。また、このアイデアはあくまで弱点②を回避するための施策のうちの一つでしかないので他の新しいアイデアも導入し実践的な大会をデザインしていく。

①はこちら
③はこちら

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