好酸球性筋膜炎になった。 #1 初期症状

これは2020年3月頭、総合病院のリウマチ科を受診する前に、これまでの状況を整理するために書いたWordファイルをもとにしたnoteです。
好酸球性筋膜炎の代表的な症状として四肢の浮腫と硬化が挙げられていますが、私は浮腫を自覚する前に別の異変も感じていたので、それについても触れています。

1月末に最初の、ちょっとした異変を感じ、そこから幾つかの症状が追加されていき、2月末に「これは普通じゃない、病院へ行こう」と思うまでの記録です。

2020年1月末~膝の痒み

左膝の膝頭、一番出張っているところの少し左のあたりが、繰り返し痒くなるようになりました。範囲としては親指の第一関節より先くらいの、狭い範囲です。
掻くと赤くなって少しブツブツができますが、しばらくすると治まります。本当になんてことない症状なのですが、お風呂に入ったときと、なぜか車の運転席に座ったときに決まって痒くなるのです。入浴中に痒くなったところを掻くと、周りよりも少しぶよぶよしているように感じました。
もともとアレルギー体質なのか、これまでも掻いた場所がミミズ腫れのように赤くなることはよくありましたが、同じ場所が何度も痒くなることは今までになく。
最初は乾燥したのかな~等と思っていましたが、2週間もだらだらと繰り返すので、変だなあと思うようになりました。

2020年2月頭~膝裏の違和感

職場の女子トイレは個室が2つで、それぞれ和式と洋式。なぜか洋式の個室のドアだけ立て付けが悪く、閉めるときバンッと叩きつける必要がありました。大きい音を立てるのが嫌で、なんとなく和式派だった私。
和式トイレだと当然しゃがむわけですが、しゃがんで立ち上がったとき、両膝裏につっぱるような違和感を感じるようになりました。急に始まったわけではなく、気づいたらそうなっていた、という感覚です。
またトイレだけでなく、家のお風呂掃除で、しばらくしゃがんでから立つときも、同じ違和感を感じました。
最初はつっぱるような違和感だけだったのですが、それはだんだん強くなり、次第に立ち上がった直後は膝全体がこわばるように。無意識に和式トイレは避けるようになっていました。

ふだんデスクワーク中心なので、膝を使いすぎることなんてあったかな…と首をかしげる日々でしたが、あるとき、お風呂に入っているときに気づきました。
私の膝、こんなに太かったっけ?

なんというか、膝頭の小さい出っ張りがなく、膝全体が固く腫れたように大きくなっていました。
お風呂上がりに自分の膝裏を見てみると、ズボンの皺の跡がくっきりと残っていました。

この後、下肢の浮腫みがどんどん進んでいきます。

2020年2月中旬~浮腫み、関節痛

下肢の浮腫みは一週間ほどかけて、両脚の膝→足首→足の甲→足指 末端に向かって進んでいきました。
夕方になるとふくらはぎにちょっと靴下の痕がつく程度の浮腫みは、だれでも経験があると思いますが、今回はそのレベルをすぐに超え、靴下のゴムのところで足がソーセージのように括れ、自分でもぎょっとしました。
浮腫みのためにくるぶしが見えなくなり、膝から下が一本の太い棒のような感じに。
お風呂に入ると、これらむくんだ箇所はとても痒くなりやすくかったです。

また最初は脚だけだった浮腫みは、手首や手の甲にも広がり、それと同時期に関節痛が始まりました。
朝起きた時に、両膝・両手首が20分くらいの間痛みます。朝だけでなくお昼寝をした後も同じでした。
このころになると、浮腫みとこわばりのため、しゃがむこと・正座が困難になっていました。

途中で一度、生理になったのですが、生理痛と一緒に人生最強レベルの腕の痛みに襲われました。
ズーンと響くような痛みで、両腕の肩から手首までの間、骨でも表面でもない所が、ずっとめちゃくちゃ痛い。腕が痛すぎて仕事が手につかないという異常事態に。生理が過ぎるとこの痛みはましになりましたが、本当に勘弁してくれと思いました。

さすがにこれは普通ではないと思い、浮腫みが始まってから10日ほどで、かかりつけのクリニックに行くことにしました。

ということで、好酸球性筋膜炎と診断される前に私が感じた異変
・膝の痒み、違和感
・四肢の浮腫み
・関節痛
について書きました。
病院編へつづく!




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