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「再シュリンク詐欺」詐欺

◆ 挨拶

こんにちは。
ふうせん@ポケカ転売ヤー、投資家、高騰予想(@wigglytuff_love)です。

2021年1月よりポケカ投資に参入し、未開封BOXとシングルカードの投資をメインに行っております。

相場に関することや高騰予想の発信も行っていますので、まだフォローしていない方は是非フォローをお願いします!


◆ メルカリでのトラブル

今回の記事はいつもと違い、私の友人が経験したメルカリでのポケカ売買トラブルの紹介と注意喚起になります。

起きたトラブルの内容と対応方法を具体的に説明しつつ、最後にフリマアプリで売買する際の注意点を記載します。

ポケカがお金に直結するということが周知されてきたことで、フリマアプリにも悪い人が増えてきましたので、最後まで読んでいただいて自衛していただければと思います。

この友人はポケモンカードの投資は素人です。

私に勧められて購入した「イーブイヒーローズ」をメルカリで売ってトラブルになり、相談を貰った私が一緒に解決まで対応しました。

友人は対応履歴など含めてWEBに公開してよいと言ってくれたので、記事の作成に必要なスクショを提供してもらいました。


◆ この記事の目的

トラブルの内容を具体的に発信することで、この記事を読んでいただいた人に同じようなトラブルが発生した時に、自身で解決できるようになる事を目的とします。

また、ポケカの売買にあたって、そもそも同様のトラブルが発生しないように対応できるようになる事も目的です。

この記事が直接の利益になるわけでは無いですが、不要なトラブルを避けて自身が損をしないという点では有益だと思いますので、ぜひ最後までお目通しください。

あとは、他人のトラブルって面白いじゃないですか?

この記事はそういった面で読む楽しさがあると思うので、ぜひ読んでみてください。

トラブル発生から解決までは全文無料で掲載しています。

それでは早速、トラブルの詳細を書いていきます。


◆ 状況

メルカリで出品していた「イーブイヒーローズ」のシュリンク付き未開封BOXが購入されました。それを「らくらくメルカリ便」で発送し、購入者の元に商品が到着したところからトラブルが始まります。


◆ 登場人物

アカウント名:ma
「イーブイヒーローズ」の出品者です。私の友人であり、トラブルの被害者でもあります。今はメルカリのアカウント名を変更して特定できなくしています。

アカウント名:クライフ
「イーブイヒーローズ」の購入者です。


◆ 詳細(購入後~解決まで)

 購入後の挨拶から発送までは よくあるような普通のやり取りでしたが、


商品の到着後、とつぜん相手から不穏なメッセージが届きました。


こちらとしては全く身に覚えがない話です。

今回出品していた「イーブイヒーローズ」は、私と友人が一緒に再販分を古本市場で購入しておりますので、確実に再シュリンク品ではありません。

少し混乱しましたが、まずは相手に再シュリンク品と判断した理由を聞いてみました。



「箱が完全に折れていました」???

箱が折れている事と再シュリンク品の関係がうまく結びつきません。

「再シュリンク品出していない人は上記のようなこと言わない」というのもよく分かりません。

なにより、相手がいきなりケンカ腰でびっくりしました。

とは言え、箱が折れているのなら配達中の事故の可能性があると思い、その旨を相手に伝えます。


正直、この時点で全く話の通じない相手というのは理解できていました。

第三者に介入してほしかったので、事務局か警察を巻き込もうとしています。

これに対して相手から来たメッセージは…


…全然 会話になりません。笑

これ以上のやり取りは無駄だと感じたので、こちらから事務局に相談を行いました。


こちらは、

・相手が再シュリンクと思った根拠が納得できない
・商品のすり替えが怖いので返品は受け入れられない

ということを主張しています。


取り敢えず、事務局が間に入ってくれるようで安心しました。

その後、事務局からの返答を待っていると、


こんな返答が来ました。

要するに「商品の返送を受け入れて取引キャンセルしてくれ」ということです。

ここまで相手が意味不明なことを言っているにも関わらず、この返答。

メリカリは基本的にトラブルが発生したら該当商品を返送させ、取引キャンセルの流れにするのがテンプレなのだと思いました。

相手にも同様のメッセージが事務局から飛んでいるらしく、


こんなやり取りが発生しました。

それにしてもこの購入者、毎回のように煽ってきます。

事務局には以下のように返しました。


こちらとしては、

・確実に正規品を発送している
・相手の言い分に納得できない
・すり替えの危険がある
・個人情報を教えたくない

という理由から返品を受け入れられない事を事務局に伝えます。

そうすると、下記の返答が届きました。

当然こちらは納得できる訳ありません。

そもそも再シュリンク品と言われた理由が「箱が折れていた」なので、まずは配送事故ではないのかを確認するように事務局へ連絡しました。


そうしたら、事務局から配送会社に調査を依頼する旨の返答がありました。

「らくらくメルカリ便」で送っているので、「配送事故であれば売上金は事務局からの補填になる」なんて考えていました。


配送会社の調査結果は「配送事故ではない」という事でした。

事務局は「返送を受け入れて取引キャンセルしろ」と言っています。

こちらとしては、返送は受け入れたくありませんでしたが、商品が配送会社で保管されているので、一番危惧していた「相手にこちらの個人情報が知られる」ことは回避できそうだったので、渋々返送を受け入れる事にしました。

上記に加え、既に商品が配送会社に保管されており、期日を過ぎると破棄される可能性があると事務局からのメッセージの文末に記載されていた事も、返送を受け入れた理由です。

実際のメッセージは下記です。


そうすると、事務局から返答がありました。


結局 返品の対応になった事は不服でしたが、相手に住所が知られない方法という事で一安心しました。

しかし、いつまで待っても商品が返送されません。



………。

いや、事務局そこはちゃんとやろうよ!!


と、こんなやり取りをした後に商品がこちらの手元に戻ってきました。


え?

開いている??


絶句しました。

箱が開けられているだけでなく、パックまで開封されています。


しかも「イーブイヒーローズ」に収録されていないカードまで入っていました。

うん。完全にやってますね。


しかも、パックの残骸の下には髪の毛が…。

流石に限度を超えていますし、意味が分からな過ぎます。

念の為、返送されたネコポスの箱を開けるところから状態をすべて確認するまでを動画に収めておいて良かったです。

取り敢えずこの状態では到底 返品は受け入れられないので、その旨を事務局に報告しました。


流石にこれを見たら事務局も対応してくれるだろうと思っていたら…


ここに来て、更に相手と取引メッセージでやり取りしろ?

明らかに相手がおかしいことは一目瞭然ですが…

とは言え、指示には従わなければいけないので、相手に取引メッセージを送ります。


ここは敢えて開封時に動画を取っていることや、具体的な状況は聞きませんでした。

この聞き方をする事で、相手の返答がどうであれ、こちらに有利な回答を貰えるからです。


◆ 相手からの返答が「開封していません」の場合

こちらには商品が返送された時点で開封されていたという証拠(動画)があります。

相手が「開封していない」と言うのであれば、それは「相手が嘘をついている」か「配送会社の人間が開封したか」の2択になります。

どちらにせよこちらに不備がない事が証明できます。


◆ 相手からの返答が「開封しました」の場合

商品の状態が発送した時点と異なっているので、返品は不可という事になります。

そもそも、封入内容にランダム性のある製品を開封したのであれば、当然返品は不可になると思います。


◆ 相手からの返答が「届いた時には既にこの状態でした」の場合

そうなると、相手が最初に言っていた「再シュリンクなので返品したい」という主張に矛盾が発生します。

この状態で届いたのであれば、返品したい理由は「再シュリンクだから」ではなく「既に商品が開封されていたから」になるはずだからです。

一般常識的に考えて、相手が言っている事がおかしいと証明されます。


相手からどんな返信が来るかワクワクしていましたが、結局24時間たっても返答がありませんでした。

事務局からは「相手から24時間返答がなければ報告するように」と言われてましたので、さっそく報告しました。


次が事務局からの返答です。


商品の詳細を文章と画像で説明しろと言われましたので、下記のように送りました。



事務局から相手にも回答の催促をしてくれるみたいです。

少しすると、相手から取引メッセージが届きましたが、案の定 返ってきたメッセージは意味不明なものでした。


マジで意味が分からな過ぎて、クラっとしました。

再シュリンク品ならそのまま返送すれば良いだけですし、わざわざ開封する意味が分かりませんし、ヤマト運輸に証明する必要なんてありません。

そもそも、何を証明しようとしていたのでしょうか?

まぁ、ここまで見たらわかる通り、相手は購入した商品に再シュリンク品だといちゃもんを付け、中身のカードを不当に入手したいだけなんだと思います。

ただ、それにしてはやり方も言い訳も稚拙でくだらないですが。

これ以上相手にする必要はないと感じましたので、この取引メッセージには返信せずに事務局に再相談しました。


これに対して事務局は…



という事で長い戦いでしたが、何とか売上金が補填されてトラブル解決となりました。


◆ 総評

一連の流れを通して感じた事は、メルカリでは双方の意見が食い違った場合、「どちらが正しいのか」という事を事務局が断定できない以上、一歩間違えれば補填すらされなかったり、商品のすり替えやレア抜きが行われてしまう危険性があるという事です。

今回は相手の言い分が稚拙で、対応内容も杜撰だったのでこちらが損をする事は無かったですが、これがもっと入念に計画されたものであったなら、売上金の補填は難しかったと思います。

例えば、届いた商品を開封・サーチしてレアパックとはずれパックを入れ替えた後に再シュリンクして返品されるとかですね。

フリマアプリを活用して商品を販売される方は、同様のトラブルには十分注意してください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


メルカリ事務局様へ
事務局視点では どちらが悪いか断定できない状況の中、売上金の補填をしていただき、本当にありがとうございました!



ここから先は、実際にメルカリで発生したトラブルの対応を行ってみて分かったトラブルの回避・解決方法を具体的に記載しようと思います。

気になる方だけご購読いただければと思いますが、当たり前の事を書いているだけですので、あまり期待しないでください。

また、無料部分が面白いと感じた方、トラブルに巻き込まれて災難と思った方がいらっしゃいましたら、投げ銭感覚でご購読いただけたら嬉しいです。


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