ときのそらの物語は中盤に突入している
かもしれない
ときのそらのミニアルバ厶『STAR STAR☆T』が発売されたが、そのうちの一曲『Rolling, Loading!!』が興味深い。
これを素直に受け取るなら、ときのそらの活動は中盤に入ったということだ。
確かに、流石にもう新人Vtuberではないかもしれないが改めて言われると感慨深い。
時計の針を進める勇気
彼女の目標は横浜アリーナ(横アリ)での単独ライブである。アーティストの大目標にふさわしい、高いハードルの舞台で簡単に行ける場所ではない。
いつかは活動に終わりが来るわけで、「いつかいけたらいいね」でうやむやにするよりはチャレンジした方が、人生はより輝くだろう。
2022年11月、ときのそら 5th Anniversary Live『宇宙と時空のミルキーウェイ』では「5年後は横浜アリーナでライブをしたい」と発言があった。初期から横アリでライブがしたいとは言っていたが具体的な時期に言及したのはこのときが初だ。
そして今回の曲の歌詞である。これは偶然ではなく一貫した考えに基づいての曲だしであろう(現在を物語の中盤として活動してること)。
中盤ということは(くどい言い方だが)言うまでもなく序盤ではなく、少しずつ終わりが近づいているということだ。正直、少し怖いとも思った。長く追っている推しの卒業なんて考えたくもない。もっとも、怖いと思っているはときのそら自身もかもしれない。「横浜アリーナに行けないかもしれない」と、もしかしたら思ったことが一瞬でもあるかもしれない。それでも、「いつか行けたらいいね」で済ませず時計の針を進めた彼女の勇気を称讃したい。結果はまだ分からないが、チャレンジしなかった世界線より深い物語になっているであろう。
これから彼女の物語は加速する
改めて今回のアルバムの商品説明を見てみよう
ということでここまで書といてアレだが、今回はお祝いの楽しい楽曲が収録されている。はい、変に杞憂しないで楽しもう!
そもそも、必ず4年後に横アリライブがあるとは限らないしその後の予定は未定だ。本人も決めかねているかもしれない。とはいえこれからの4年間は物語が一気に加速することが予想される。
今回ビクターと本人はかなり宣伝に力を入れている。一方で(大きな声では言えないが)ホロライブ側は特に宣伝していなかったり、次のライブのキャパがそこまで大きくないなどのことを考えると楽観視はできない。
が、最近ではライブ前にもかかわらず精力的に配信したり、更に高音に磨きをかけたりと本人は邁進している。
ならば細かいことを気にしてる暇はなく、加速するときのそらの物語を、そらともとして今後はより一層の応援をしていきたい。
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