スペちゃんとうまぴょい伝説に魅せられてウマ娘を心から好きになった話
「あーウマ娘ね、面白いよね。ハマってるよ。アニメ見てるしTwitterで可愛い絵もいいねするしソシャゲも一応毎日ログインしてるよ。」
この間までの自分である。ただここで言っているハマっているというのは今の自分からして見れば上っ面でしかなかったと思える。今では本当にウマ娘を好きと言えるようになった(まだ日は浅いが)。それには2つほど理由があるので書き記していく。
うまぴょい伝説をひたすら聴いて気づいたこと
ウマ娘プリティーダービーにおけるテーマソング「うまぴょい伝説」。
私は物覚えが悪いので通勤時にうまぴょい伝説をひたすらループして聴いた。暗記したくてループしているわけではなく、概念を頭に入れたかったのだ。ウマ娘知っていると自称しながらいざオタク仲間に布教する際にうまぴょい伝説の話を一切できなかったらよろしくないし、とにかくコンテンツに対して理解をいち早く深めたかったのだ。
それはともかくまずは特に印象的なセリフを紹介したい。
「きみの愛馬が!」
たったこれだけの台詞だがこれが物凄く自分に刺さった。
そもそもなんでウマ娘って踊るの?なんでアイドルっぽくしてるの?サイゲだから?と穿った見方をしていたのだがこの見方は間違いだった。
「ウマ娘はアイドルを再定義している」
今ではそう解釈している。
うまぴょい伝説は電波ソングと言われているが、同時にアイドルソングでもあると個人的には思っている。
ウイニングライブと馬のアイドル性
レースに勝利したウマ娘がステージで踊る、ウイニングライブ。
ウイニングライブというものが最初理解できずサイゲだからそうゆうものやっているのだろうと勝手な解釈をしていた。だが実際の競馬にもウイニングランというものがあるらしい。勝利した馬が走るというものだ。元ネタがあるのなら理解できる。だがまだ釈然としない......。
もう少し実際の馬について調べてみた。というよりTwitterで勝手に流れてきた。ゴールドシップという馬だ。
ゴールドシップは多くの逸話があり強さ以外でもアイドル的な人気もあったそうだ。
ここから興味をもちレース動画を視聴してみた。ゴルシ以外にも名馬のレースシーンを見て思わず夢中になってしまった。
そこで気づいた。この感覚はどこかで体験したことがあるぞと。それはアイドルを応援しているときのそれである。
レースに熱狂し好きな馬を応援するのは推しを推すという行為に極めて近い。そう思ったのである。
アプリの楽しみ方を知る
ウマ娘のアプリ版の話である。話題性からインストールをしたのは良いものの自分は育成ゲームをほとんどやったことがなかった。
自分はオタクなのでアプリをインストールしたらまずは設定画面を探す。そして画質や速度を好みに設定している。ウマ娘はスキップや倍速機能が充実しており早速それらを設定したが後にこれは良くない判断であることを思い知らされる。
最近のソーシャルゲームは機能が充実しており数年前のソシャゲより画面数や機能数が多い。ウマ娘も例に漏れていない。アクションゲームが好きな自分は機能を理解するのが億劫でとりあえず説明やイベントなどを適当にスキップしまくって進めていた。
しかし説明をスキップしているため当然上手くいかず次第に飽き始めていた。育成についてググる気力もなく完全にアンイストール候補であった。
そこで無理をせずにキャラクターやシナリオを楽しむ方向へシフト。どうせエンジョイ勢ならそちらの方が良いだろうということで舵取りをした。
最初に入手した最高レアキャラ【スペシャルウィーク】をなんとなく優先的に育成していたが育成モード最終フェーズであるURAでなかなか優勝できずにいた。そこでまずはヘルプを読むことにした(ヘルプくらい最初に見ろよというご指摘は正論)。
しっかりとは理解できないがなんとなくスピードとスタミナに極振りすれば良さそうということに気づき実践する。
何回もトレーニングをするとパターンがあるとはいえほとんど同じ絵が出てくる。これまでは何とも思わなかったが、シナリオをきちんと読んで、同じトレーニングでもスペちゃんは毎回違うことを考えているのだろうかなどと思いはじめていた。
レースも飛ばさずに鑑賞してみる。グラフィックがとてもきれいだ。いや流石に何回かは見たことがあるがそれにしてもきれいだ。iPhone11なんぞ買わないで大画面高解像度の12ProMaxにすれば良かったと思えるぐらいにはきれいだ。そして考えて育成していくと愛着が湧いてくる。そんな馬の晴れ舞台なのだから夢中にならないわけがない。
賢さをほとんど強化していなかったためレース序盤で前に進めず終盤に追い上げようとしても間に合わず3回目のコンティニューとなる。育成は3回までしかコンティニューできない。「頑張ってくれスペちゃん」といつしか思うようになっていた。
そしてとうとうその時が来る。終盤でスキルが発動し追い上げ何とか差し込む。とうとう優勝できたのである。いやぁ凄い、なんて面白いんだ。
うまぴょい伝説が開放されてMVを見る。そして自分がようやくウマ娘にハマったことに気付かされた。
可愛すぎる......そしてグラフィックがスマホゲームとは思えない綺麗さ。これが最新コンテンツかぁ。いい時代になったなぁ。
しかも設定したウマ娘でちゃんとソロパートありで歌ってくれるんですよ。スペちゃんセンターにしたらちゃんとスペちゃんのソロパートが聴けるんですよ。凄い。終盤になると汗をかいて一生懸命歌う様子も見られておじさんは感動しています。
まとめ
世の中がどうなろうと結局は自分次第である。苦難があろうと人類の技術は少しづつ着実に進歩している。FACTFULNESという有名な自己啓発本があるがまさにそのとおりであることを思い知らされた。最初は典型的な無個性主人公だと思っていたスペちゃんも育成してみた今は可愛くてしかたがない。スペちゃん推します。ありがとうスペちゃん。ありがとうウマ娘。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?