フォトジェニックなゲームたち

ゲームを購入する際の基準は人それぞれですが、私はヴィジュアル重視で購入することが断然多いです。ユーロゲームほどポップでカラフルではないものの、ウォーゲームでもフォトジェニックなゲームはあります。(ミニチュアゲームは本稿では除きます)

私のお気に入りは、何と言っても「Napoleon's Triumph (Simmons Games)」です。
これはイケていますね。

しかし、このゲームは、斬新過ぎるゲームシステムをたった8頁のルールブックに収めてしまった為にプレイが困難になってしまいました。結局、FAQが20頁を超える羽目に。
シリーズゲームとして、南北戦争ゲティスバーグの戦いも出版されました。
この”マッチ棒”の系譜としては、システムは全く異なるものの、「W1815 (U&P Games)」「Helsinki 1918 (U&P Games )」「Pub Battles (Command Post Games)」「Table Battles (Hollandspiele )」等が有ります。

他にも、「Victory in Europe (Columbia Games)」「Napoleon 1806 (Shakos) 」も魅力的です。

「Victory in Europe (Columbia Games)」は、地味にルール改訂が続けられ、面白いゲームですが、如何せん積み木ブロックがエリアに収まり切りません。仕方無く、”でかマップ”を自作したのですが、これはこれで、相手のブロックの裏側が見えてしまうという欠点が発覚しました。
「Napoleon 1806 (Shakos) 」は、紛れもない傑作だと思います。積み木ゲームにエポックをもたらしと言っても良いと考えます。コンポーネントの工夫により、簡単なルールで疲労度の概念を盛り込みました。これは、他のテーマにも応用が利きそうです。

また、こういうゲームを実際に作る人がいることに驚いたのが、積み木のBIGゲーム「Blocks in the East (VentoNuovo Games)」「Blocks in the West (同)」「Blocks in Africa (同)」の3部作です。
「Beer & Pretzelでプレイできるのが積み木ゲームの良さなんでBIGゲームにしたらアカンやろ」とツッコミが入りそうです。とは言え、勢いで3部作を購入してしまいました。連結では未だプレイできていません。

最近では、予約して楽しみにしているのが「War Room (Nightingale Games)」です。発売が延びて、来年3月になってしまったようで残念です。

ヴィジュアルだけで購入すると地雷ゲームにもよく出会うので、結果として、地雷原ウォーカーと化しております。

2018年12月9日 記

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