プレイアビリティの向上

 ウォーゲームのプレイアビリティを少しでも向上させようと、様々な工夫をしています。対戦機会は非常に貴重なので、その体験を出来る限り良くしたいと思っているからです。

 工夫の第一は、事前準備です。
 特に雑誌付録ゲームは、コンポーネントが雑誌特有のレギュレーションで制約されているので、プレイエイドを自作したり、パーツやマーカーを追加したりすることが多いです。そういった準備自体も楽しく、これもゲームライフの楽しみの一つとさえなっています。

 また、初期配置の手間を減らすために、初期配置するユニットには予め小さな丸シールを貼っておきます。これだけで、初期配置はかなり楽になります。地形の特別ルールを忘れないように、マップに小丸シールを貼ることもあります。

 工夫の第二は、プレイ中の補助アイテム使用です。
 数少ないユニットで戦線を構築しなければならない時には、移動予定先にキューブを置き、戦線の穴を確認しています。実際にユニットを動かさずとも、移動後の戦線構築のプランが立てられます。

 戦闘比を仮計算しながら戦闘のプランを錬っていきますが、いざ戦闘を解決する際に、もう一度戦闘比を計算し直すことが多かったので、二度手間でした。そこで、仮計算した段階で、戦闘比をダイスの目で示して、防御スタックの上に置くようにしています。以前は「戦闘比マーカー」を自作して使っていましたが、ダイスの方が取り回しが楽なので、最近はダイスを使っています。また、勝利条件へクスには、マーカーを置きます。

 積み木ゲームでは、戦闘処理の際にユニットを置くスペースが必要なので、ユニットをマップ外に移し処理しますが、その際、どこの場所の戦闘だったか分からなくことが起きやすいです。そこで、戦闘場所にはポーンを置きます。
 その他に、移動済みのユニットは識別し易いように向きを90度傾けておくのですが、フェイシングがあるゲームではユニットの上に小さなキューブを置いたりもします。

 最後は、機械翻訳の活用です。
 英文の精読は大変なので、最近は、先ず機械翻訳で下書きの和訳を作っています。機械翻訳ツールの利用Tipsを覚えてくると和訳精度も上がり、工数も削減されてきました。この下書き和訳だけでプレイするのは心許ありませんが、英文ルールとの格闘に怯むことは減りました。それと、下書き和訳でも、それが有るだけで対戦相手を見つけ易くなりますし。







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