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第5回|知らなきゃ危ない、補助金申請の注意点|はじめての補助金講座


はじめに

こんにちは、ハリー・サポーターです。

この『はじめての補助金講座』では、補助金に興味を持った方に向けて、補助金がどういうものなのか、全6回で分かりやすく解説していきます。

はじめての補助金|全6回
補助金は本当にお得です
東京都の事業者向け、定番補助金
まずは経費計画から考えよう
事業計画を組み立てよう
知らなきゃ危ない、補助金申請の注意点
補助金の先払い状態を作ろう

今回は、『知らなきゃ危ない補助金申請の注意点』をお送りします。それでは、内容に入っていきましょう。

1.補助金の入金には時間がかかる

補助金は、申請してから入金されるまで、時間がかなりかかります。

例えば、小規模事業者持続化補助金では、申請してから入金されるまで、1年以上かかるケースも珍しくありません。すぐ入金された『給付金』などと同じように考えていると、あまりの入金の遅さにびっくりします。

残念ながら、補助金は、入金まで時間がかかるものです。そのことをきちんと理解して、申請するようにしましょう。

2.『交付決定』前の発注・支払いは絶対にしない

補助金は、『採択』で補助金を使える権利が確定するわけではありません。補助金を使える権利が確定するのは、『交付決定』が出てからです。

この『交付決定』が出る前に、補助事業の経費について、発注や支払いをしてしまうと、一部の特例的な補助金以外、間違いなく補助対象外とされてしまいます。「知らなかった」は100%通用しません。ご注意ください。

3.発注前に『補助事業の手引き』を確認しよう

補助金に『採択』され、『交付決定』も出た。「さぁ、いろいろ発注しよう!」お待ちください。

『補助事業の手引き』や『実績報告』の方法など、確認していますか?

例えば、チラシなどを作った場合に、『チラシにはこういう内容を記載しておかなければならない』といった、補助金の独特なルールがあります。自由に何でもやっていいわけではありません。

そういうルールを知らないでいろいろ発注してしまうと、おそらくかなりの確率で、補助対象外とされてしまいます。

これも、「知らなかった」は100%通用しません。発注する前に、必ず『補助事業の手引き』や『実績報告』の方法を確認するようにしてください。

まとめ

補助金は、本当にお得です。ただし、国などからお金を『もらう』ものです。楽に、簡単にもらえる、なんてことがあってはなりません。

きちんとしたルール、厳しいルールがあります。せっかく採択されても、それが無駄にならないように、お得に利用できるように。ルールをきちんと確認するようにしてください。

それではまた!

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