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補助金で資金調達|小規模事業者持続化補助金 申請ガイド|ハリーの補助金申請


補助金自体が資金調達手段だけれども…

補助金は、資金調達手段の1つです。

設備投資が必要、新規商材の集客がしたい、などなど。
そういう場合に補助金を申請しておけば、手元から資金がガッツリなくなっても、後から戻ってくるので、思い切った投資がしやすいです。

とはいっても…

例えば、小規模事業者持続化補助金。
50万円もらうためには、少なくとも75万円使わなければなりません。
課税事業者であれば、少なくとも82.5万円、使っておかなければなりません。

補助金が入金されるまでは、これは全て、持ち出し状態となります。
これ、小規模事業者には、かなりきつい状態ですよね。

ただ、『補助金で資金調達』が可能な場合があります。
本記事では、それをご紹介しようと思います。

3つのポイント

『補助金で資金調達』には、3つのポイントがあります。

  • 税金・年金等が未払いでも実行される場合がある

  • 信用金庫をいくつも回ってみて

  • 早ければ、申し込みから数週間で実行される

細かく見ていきましょう。

税金・年金等が未払いでも実行される場合がある

『補助金で資金調達』、こういうのを、『補助金のつなぎ融資』と呼びます。

『補助金のつなぎ融資』をする場合、借り方によっては、日本政策金融公庫や保証協会は必要ありません。
金融機関が、店舗の決済で貸してくれます。

この場合、税金や年金が未納でも、実行してもらえる場合があるんです。

どんな金融機関でも、そんな融資を実行してくれるわけはありません。
ただ、実際にそれで実行された場合を知っています。

だから、経営が苦しい方でも、ぜひ、地域の金融機関に相談してみてほしいです。

信用金庫をいくつも回ってみて

じゃあ、どんな金融機関を回ればよいか。

メガバンクは、相手にしてくれないと思います。
私も創業時、小さい資金・小さい売上でメガバンクに行ってみましたが、けんもほろろでした。

地銀も厳しいですね。
よほど期待度の高い事業内容でなければ、やはり一瞥されて終わりかと思います。

頼るべきは、信用金庫です。
信用金庫で、補助金に詳しい担当者の方に当たったらラッキーです。
そういう方は、親身に話を聞いてくれることでしょう。

いろいろな人にこういう話をしていますが、だいたい皆さん、5行ぐらい回って、やっと親身な担当者に出会えるようなイメージです。
粘り強く回ってみてください。

早ければ、申し込みから数週間で実行される

早ければ、申し込みから数週間で実行されます。
私が補助金のつなぎ融資を申し込んだ時には、事前にいろいろ情報共有していたので、交付決定から2週間ぐらいで入金されました。

まぁ、ここまで早いのは、かなり早い方だろうと思いますが。
それでも、上手に準備すれば、『補助金のつなぎ融資』だけに絞れば、おそらく1か月以内ぐらいで実行されるのが普通なんじゃないでしょうか。

信用金庫によっても、決済方法などが異なるでしょうから、一概には言えません。
ただし、最短なら、2週間ぐらいで入金されることもまた事実です。

事実上の補助金先払い

『補助金のつなぎ融資』が実施されると、事実上、補助金が入金されたような状態になります。

もちろん、これは、後で返さなければならないお金です。
でも、後から補助金が入ってくるはずですよね。
それで返すんですから、きちんと返しさえすれば、融資を受けた段階で、補助金をもらった状態を作れるんです。

これは、補助金利用上、メチャクチャ有利ですよ。

  • 自分の手元から出ていく現金を、かなり減らすことができます。

  • 事実上、3分の1の自費投資で、大きな投資効果が得られる。

手元に、よほど潤沢な資金がある事業者でなければ、ぜひ、『補助金のつなぎ融資』を活用してみてほしいです。

to be continued…

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