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軽量ノートPC探してたら謎のレッツノート(整備済み品)を見つけた

 ときどき通販でパソコンを探すことがある。今のメインPCに不満があるわけでも、突然仕事で必要になったわけでもなく、ただなんとなく眺めてしまう時間。モニターの解像度や搭載SSDの容量を見ると、年甲斐も無くわくわくしている自分に気づいて少し恥ずかしくなる。話が逸れた。

 その時はノートPCを探していた。持ち運びが頻繁な仕事では軽量ノートの恩恵が大きいらしく、調べてみるとパナソニックのレッツノートが王道商品らしい。確かに移動先でビジネスマンが使う姿をよく見る気がする。
 で、中古商品の出品を探していたところ、アマゾン認定の整備済み品で気になる商品を見つけた。

 この商品の注目したい点はCPUがWindows 11のサポート対象ではない点だ。搭載されたCore i5-7200Uは第7世代で更新対象の世代からから一世代外れており、マイクロソフトが公開している「Windows プロセッサ要件 - Windows 11 でサポートされている Intel プロセッサ | Microsoft Learn」にも掲載されていない。
 このパソコンは問題なく動くのだろうか。11サポート外のPCにもインストールする方法はあるが、それはあくまで個人が自己責任で行うものと言う認識だ。
 今は問題なく動いたとして、万が一この製品を買って保証期間を過ぎた後、アップデートで「11のサポート対象外です」とだけ表示されて動かなくなりはしないのか。全てはマイクロソフトの匙加減である。

 ……と、CPUだけを見て不安がっていたのだが、ふとTPMはどうなのかに思い至る。たしか11に更新するにあたってセキュリティチップが必要な要素だと取り上げられていた気がする。で、最小要件を調べてみると。

 こちらの公式記事では、Windows 11の最小要件にもTPM 2.0が入っていることが確認できる。
 そこでパナソニック公式の取り扱い説明サイトからCF-SZ6の構成を調べてみた。下記のURLは取扱説明書のPDFである。

https://pc-dl.panasonic.co.jp/public/s_manual/lets_2016winter/cfsz6mk1-kihonguide_r-dhqx1236za_x1-ja.pdf

 これを見たところ、48ページ目の「仕様」に掲載された全てのCF-SZ6モデルにTPM 2.0のセキュリティチップが入っていることが確認できた。その他の最小要件も一応クリアしているようだ。技術的には問題ない製品と見て良いのだろう。というか問題がある製品ならそもそもAmzon整備済み品で売らないだろ。無知ゆえの杞憂。
 一方的に言いがかりを付けて申し訳ないし、思うとレッツノートに触れたことがあまり無かった。懐に余裕ができたら罪滅ぼしの意味でも実際に買って使ってみたいと思う。

 と、だらだら書いているうちに千円値上げされて20,200円になっていた。
 少しムカつく。

てか1万7千円台だったことあるのかよ

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