20230116-空想力

スキー旅行が終わったので、日記再開

月曜日はこの頃授業について考えさせられることが多い。

自分は現在Unityで好きなようにVR空間を作成するという課題に取り組んでいる。そして週に一度の月曜日、教授方の前で進捗を発表し意見をもらう場が与えられる。
自分に課した空間のテーマは「理想のゲーム部屋」。しかし、この理想という部分が自身を苦しめている。教授の考えとしては、理想はより大きくあるべきもの、VRでしか資金や技術的に不可能なことを多く取り入れた部屋を作成するということを考えろということらしいが、これが一切思いつかないのだ。自分の中の理想は自分が少し手を伸ばせば実現可能なものにとどまっていて、それでは夢がないという指摘を受けた。

「理想」に対する前提が違っている時点でこの口論は平行線をたどりそうな気もするが、それはそうとして教授の考えも納得ができる物である。
VRでないとできないようなことというのは、すなわち現実では見たことが無いようなものということ。この「見たことがないもの」を想像する能力が、今の自分には足りない。それは課題に限らず、趣味の世界でもその通りで、空想を今以上に膨らませられるようになれば、何かを作るような趣味もやりやすくなるのではと考える。

というわけで、今回の授業はそんな空想力に対する注意を持たせてくれて、克服するにはいい機会だと考える。しかし、その方法は一切思いつかない……。それができれば今苦労もしてないだろう。
どうすれば想像力豊かな人になれるのだろう、しかしそんなことを考えているようでは一生想像力なんて育まれないのではなかろうか、そんな葛藤の中日が回る。

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