好きなことを仕事にすること

好きなことを仕事にすると、好きでなくなるからやめておいたほうが良いという話がある。

自分はあまり最近までその考え方がよく分からなかった。でも最近かなり忙しくなりその原因が何となくわかった気がする。

良くあると思われるであろう話として、お金をもらうことで好きでなくなる、というものである。心理学でも元々好きでやっていた行動に対して、行動をしたらおやつを上げるようにした後、お菓子を上げるのをやめたら、もともとしていた行動をやらなくなったという話がある。

内的動機づけ、外的動機づけとか内在的随伴性と付加的随伴性などといわれれる。

お金を貰えるようになると、貰えなくなった場合にやらなくなるというものだ。

これは自分には当てはまらなかった。お金のことは多くはないが生活に困る感じではなかったので、対して気にならない。


では、他にどういう原因が考えられるか。

もう疲れていて仕事辞めて寝たいのに、納期があってやらないといけないという状況が増えてきた時だ。

おそらくレスポンデント条件づけがなされる。これが好きでなくなる原因なのではないだろうか。

他の可能性としては、納めないとさらなる嫌なことが起きると思ってやるのは、実はおやつが貰えると思ってやる、お金が貰えると思ってやることと一緒なのかもしれない。

行動それ自身で自然に発生する楽しさを感じられるのが大事なのかもしれない。

そのような環境はいかにしたら作れるのだろうか、難しい問題である

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