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「ワールドトリガー」
とにかくトリガーを使った個性あふれるキャラクター同士のバトルが面白いんですよね。
超能力のようなサイドエフェクトに頼った異能力バトルではなく、各人が所属するチーム同士の連携プレイであるとか、過去ログなどの情報を集めていろいろな戦術を駆使して戦っていくので、従来のタイマン勝負で決まる少年漫画には見られなかった多様性が生まれるのだと思います。
例えばネイバーという異世界から来た少年、主人公のひとりである空閑遊真に関しては「相手の嘘を見破る」というサイドエフェクトを持っていますが、トリガーを使ったバトルで活躍するのはあくまでも遊真個人の経験値であったり現場の臨機応変な対応力であったり、あるいは思い付きの発想力によって発揮されるので対戦相手が誰であっても見ていて飽きることはありません。
同じく主人公のひとりである三雲修に関しては、B級ランク戦において玉狛第2のリーダーでありながらも戦闘センスはまったくない初心者レベルの素人でしたが、そんな最弱な自分を受け入れつつもワイヤーを使ってサポート役に徹したりして少しずつ成長していく過程が面白い。
他にも雨取千佳や迅悠一といった主人公格のキャラクターが登場しますが、やはり遊真と修を中心としたストーリー展開から入るのがおすすめですね。
アフトクラトル戦において彼らの友情は熱いものがありました。