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絵にのる気持ち

今日は金曜日ということで、描いている絵を紹介する日。
ちらっとでも見ていただけると嬉しい。

友達の米農家、寿美子さんのところでほんのちょっとだけ田んぼのお手伝いをさせていただたときの絵。

農家さんってどんだけすごいんだよ、って思う。育てるってほんとにすごい。それってあんまり伝わってない気がする。スーパーに行ったら当たり前のように野菜も米もあるから、よく考えないと自動的に何かが出来上がってくると勘違いしてしまいそうになる。
寿美子さんとは一緒にイベントに出店したりして、特別仲良しだなーと思っているのだけど、それでも自然の中で育てることの苦労みたいなものを、僕はまだ本当には実感できていない。もちろん話には聞いているけれど、聞くのと見るのとでは全然違うし、見るのとやるのとではまた全然違う。たぶんしんどさのイメージとして、僕が思っている100倍以上きついことをやってるんじゃないか、と思う。7年、それをやり続けているのだから(しかも年々田んぼの数も増やしていて)、本当にすごいこと。

本当はそういうことまで絵に込められたらいいなあと思うのだけど、たぶん僕の絵ではそれは無理だな。そういう難しいことは諦めてる。ただただあったことを描く。noteみたいな感じで絵を描くしか自分には出来ない。阿仁以外の絵もちょこちょこと描いていく。


と、そんなことを考えながら岩魚の絵を描いた。釣りしたいなあ。
<追記:やっぱり2000字いってないと気持ち悪いので書き足す。>

絵に関して、褒められることもあって、それはものすごく嬉しい。
でも、根元の部分で自分に自信がないのか、SNSなんかでアップするのにはちょっと抵抗がある。もうアップせずに密かに描いていようかなと思うくらい。
それでもやっぱりあげるのは、誰かが見てくれていて、その誰かが「いいね」と思ってくれる可能性を捨てたくないからだろうな、と思う。その「いいね」が実際に仕事に繋がっているので、やるしかないし、やりたいのだ。ずっと100人中1人だけが反応してくれるようなものばかり作っているので、自信なさすぎてオエオエしているのだけど、このオエオエに実がついてくれることを祈るばかりだ。ほんと、その1人になってくれる人たちには感謝しかないですよね。

1人というのは比喩で、違う時期に何人かポツポツと褒めていただくことがある。最近は年賀状の返事遅くなった〜ごめん〜というついでに、絵好きやわ!と言ってくれた人がいて、それがほんとうに嬉しくて描いてて、アップしてて、よかったーと心から思った。今はその人のおかげで絵を描けているようなもの。
なんでSNSにアップしたらこんなに心が動いてしまうんだろう。人に見せないでしずしずと書き溜めているときには、心がぶれることってないのに、載せると「うわあ、これみんなどう思うのかなあ・・・怖いなあ・・・」とずっと不安がることになる。やめればいいのに・・・ってまた同じこと書いてるわ。それくらい不安なんだよなあ、まじでやめたほうがいいのかな。

一年前くらいに30日間連続で絵を載せ続けた時は、ある程度構成も考えて、この絵は自信あり、のものだけを出していたから、大丈夫だったけど、今は描いて出して描いて出して、反応もらえたら嬉しいなあーと思いながらアップしているので、何も反応がなかったら怖くなるのかもしれない。出しかたをもっと考えないといけなかったかもしれないなあ。いっそのこともう出すのやめるのもありだなこれは。描くのは続けて、50枚くらい描き終わったら一気に放出しよう。そうしよう。今日金曜日は絵を上げる日にしようとか勢いで書いてしまったけど、ちょっとそれ保留。自分の中に溜め込んでいくぞー。

今日は製作中の山菜の本の表紙案を描いていた。これは我ながらめちゃくちゃかわいいじゃんと思ったので自信を持って載せる。自信もあるし、山菜を描くことがこんなにもたのしいことだと思わなかった。めっちゃかわいい。
自分がこれまで採ってきたものたちだから、その山菜の細かい部分まで具体的にイメージできるんですよね。それが絵に生きてくる感じがする。好き、かわいい。
自分は絵を描けるんだと思うと、かなりやれること増えるなあという気がする。けっこう何でも作れちゃうぞ、と思える。デザインはまだ出来ないけど(後々自分なりの方法見つけてやるぞ、という意気込みだけはある)、素材は自分から出せるぞ、というのはでかい。しかもそれに納得できるというか。どんどんできることを増やしていこう。手作業からデジタルへ、手編みからミシンやら機械を使った工作へ。自分の体で人類の進化を辿っていくー。

よし、2000字いきそうなので、そろそろ終わっときます。ちゃんと毎週10000字書いてます。えらい。明日もちょっと働くぞ。
文章はもう誰に何を思われようが構わないと思えているのが逆に怖い。精進心大切。

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