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熊革コラボグッズ。

絵画作家永沢碧衣さんとのコラボグッズ「熊を纏う」アクセサリーを制作しておりました。3月16日から3月31日まで、上野の森美術館で販売されます。お時間ある方はぜひご覧になっていただければ嬉しいです。

4種。
爪:熊の爪型のピアス
装備Aイヤーカフ:マグネットで付けられるイヤーカフ
ソウルフルエナジアムパーク:アイコの糸を使った提灯型のピアス
熊革純情:三つ編み型のピアス

いざ書こうとすると、何を書けばいいのかちょっと悩んでいるうちにめちゃくちゃ時間が過ぎてしまっている。ゆるく書きます。
永沢さんとは、僕が阿仁に移住してきた2020年からの付き合いで、マタギや山の文化という共通項があったので、これまでも一緒に山に入ったりなんだりしてきました。でもこうやって仕事として一緒に何かをするというのははじめてで、それが単純に嬉しいなあと思っております。
今回、VOCA賞というかなりとんでもない賞をとっていて、まじですごいっすね、という話をしていたのですが、その展示に向けてコラボグッズを作りませんかと声をかけてもらったところから商品の制作がはじまりました。
自分は永沢さんのように絵に100%の何かをのせるということはできなくて、熊の革を使って何かを作ることやアケビの蔓細工をすることや、山菜採り、渓流釣り、などいろんなことをとにかくやってみることで、何かが伝わればいいじゃないか、みたいな超アバウトな活動をしていてですね、僕の活動がマシンガンみたいに手当たり次第的なものなのだとしたら、永沢さんの活動は、どでかい核ミサイルを一発撃つかのような、とんでもないインパクトがある、みたいなイメージを勝手に持っています。

でも、僕がこれまでちょこまかと動いてきたことを永沢さんは見てくれていて、手段は全然違うのだけど、山や、マタギに対する想いにはかなり近いものがあることをわかってくれていたからこそ、こうやってちゃんと形になって世に出せたんじゃないかなと思っています。ほんとありがたいかぎりです。

たぶん、これからもずっと僕のスタイルはほとんど変わらないだろうし、永沢さんもきっと絵を描き続けるのだと思います。こうやってお互いの活動の波長がうまく合う瞬間がこれからもあるといいなあー、と思いながらこれからもがんばっていきます。

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今回イヤリング・ピアスを4種作ったのですが、商品の名前と永沢さんの作品がなぜか妙にマッチしていてそこも見所のひとつです。

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