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友達と、地域を編集すること、と

友達がきてました。僕が住んでいるところに。そのことについて書きたいなあ、と思って2000字の場所にやってきました。お久しぶりです、こんにちは。

その友達とは大体1年半前くらいに知り合って、一緒にりスクールというコミュニティで活動している。友達って書いているけど、年は二人とも僕より上。その人たちと毎月ラジオのようなことをしていて、もともと特別仲がよかったんだけど(僕がそう思っているだけかもしれないけど)、今回はその二人に僕の会社の事業のことで手伝って欲しいことがあって、わざわざこちらまで来ていただいた。一緒に山に入って、山菜を採って、その間も撮影していただいて。採った山菜を実家の家族に送って、余った山菜は天ぷらやらおひたしにして食べた。釣った魚も小麦粉でまぶして、カラッと揚げたものを食べてもらったりした。その後いつものラジオをやって、ラジオが終わったら妻も含めての4人で宴会。ちょっと最高だったですよ。

次の日はちょっと仕事をして、夜の宴会の準備。これまた超お世話になっているアンド大好きな方、米農家の寿美子さんがわざわざ自分たちの家に来てくれるということでそれに向けての準備。来てくれた二人は寿美子さんに会うのは初めてだったので、きっと寿美子さんのパワーを感じたはず。その日もわーっと喋ってあっという間に時間は過ぎ、寝た。僕は飲み体力がないので、毎日倒れるように寝てしまってそれをいじられたりもした。

僕の妻も含めてみんなちょうど1年半前くらいに知り合った人たちばっかりなんだけど、こうやって自分たちの家に来てもらってホームパーティーみたいなことをするのは初めてだった。それがとんでもなく楽しいことなんだってことにちょっと驚いた。今日も仕事中、たのしかったなあ、と何度も思い出すくらい楽しかった。物理的な距離があるから、簡単には会えない人たちばかりだけど、またいつか絶対にやりたいし、またやるために自分は自分のことを精一杯やろうと思った。

自分にとってりスクールという場所は、心強い場所であると同時に、下手なことはできないぞ・・・と、ちょっと緊張感のある場所でもある。みんなが心になにか強い芯のようなものを持っていて、その芯の大事な部分がかなり似ている人たちが集まっている感じがする。だからこそ、ちょっとでもずれたこと言ったら嫌われるんじゃないかな・・・そんな不安があったりした。でもずれてても、そういう考えもあるよねーと、同じ棚に並べてくれる人が多いのがこのコミュニティのいいところじゃないかなあと思う。そんな優しい場所だからこそ、さらに一層下手なことはできないって思うのだけれど。笑
そのコミュニティは地域編集を一緒に学び合うというのがコンセプトなのだけど、入った時も、今までもずっと地域編集という目線に慣れていなかった。ただただ自分がやりたいことをやって、それが積み重なって人生があるだけだった。でも自分の会社を立ち上げて、そして改めて自分のやりたいことを見直したときに、「自分の住んでいるこの地域をもっと多くの人に伝えたい」って心から思うようになった。そしてそれは地域編集に他ならないことだと、やっとりスクールの根本にこれた気がしている。自分なりの伝え方ではあるけど、この2000文字録にしても、根元に自分の地域での活動をできる限り編集せずに伝えたい、と思ってはじめたんだった。「いいところだけではないけど、かなりいいとこなんです」みたいなニュアンスを伝えるには僕には2000文字くらい必要だった。やっぱり自分には合っているスタイルみたいで、今まで書いたものよりも読まれている実感があるし、僕自身も心地よく続けられている。

そして今ちょこちょこと書いている、この地域を描いている絵に関しても、自分の作品というよりは、この地域の素晴らしい景色をなんとか伝えられないかなと思って始めたものだった。絵は文章と違ってさっとみることができるじゃないですか。その「さっと」という速さが大事な気がしていて、さっとでも目にして欲しいんですよね。時間はかかるけど、その「さっと」でも伝えたいから、僕はいま絵を描いてます。いつか絶対に公開します。その公開の仕方や、伝え方もきっとすごく大事な地域編集で、またいろんな人に力を借りるかも知れない。山菜に関しても、この地域のすごさを伝える最高のものだし、魚も、熊も全部そうで、その地域にあるものをフル活用して、どうやって伝えていくか、そういう話になってきています。だから、今回モニターの方々にお渡しした山菜、ほんとにおいしかった、という声を聞いて、もうめっちゃ嬉しいし、もっとよくするにはどうしたらいいのか、ってことも常に考え続けている感じです。

さて、今日も楽しく書けました。いつも以上に書き散らした文章ですが、読んでくださった奇跡みたいな方々へ、ありがとうございます。

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