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【コスパ最強ランキング】ドリップバックコーヒー

ご覧になっていただきましてありがとうございます。
ほとんどのコーヒー愛好家が気付いていない、ドリップバックコーヒーのに触れたいと思い記事を作成しました。
コーヒーの輸入から焙煎加工販売に携わる、少しばかり知見のある私の独断と偏見で、何をもってコスパ最強なのか、また今一番安いドリップバックコーヒーは何なのか分析していきますので参考になればと思います。

※Amazonサイトの独断と偏見の個人的調べです。また価格は調べ当時の値段であり確約するものではありません。更新前後で価格が変動する場合がありますのであらかじめご了承ください。
※小数点第二以下切り捨て
※あくまでも参考で


≪個人的総合1位≫

それぞれを吟味しコスパと内容量また個人的な好みも含み、独断と偏見で1位を決めました。

【結論】から先に申しますと個人的総合1位は、

VIDYA ドリップコーヒー福袋 10g×3種×50袋 計150杯 (1.5kg)

  • 内容量 10g × 150P = 1500g

  • 参考価格 3,900円

  • 1Pあたり 26円

  • 1gあたり 2.6円

  • 参考:

    • 3種(まろやか、ほうじゅん、コクにが)それぞれ150Pを楽天で販売している模様

    • インド産コーヒー豆が入っているので珍しい

    • 備長炭炭火焼(コクにが、黒パッケージ)

    • グラムを落とさず安さを維持する企業努力に期待

高評価ポイント
1g2.6円、1P26円は業界トップクラスに安い。大容量安売りなどに匹敵するぐらいの安さだと感じます。大体は1P26円などと聞くと6gや7gが多いが10g入っているのでマグカップでも楽しめます。
あまりコーヒーのイメージのないインドのコーヒー豆が入っています。ブレンドなのでハッキリ言って味は分からないが、インド単体のコーヒー (モンスーンプランテーションロブスタ) も販売しているので、インドコーヒーを飲んだことのない方は要チェック!

辛口ポイント
どのドリップにもありがちですが、低評価コメントの中には「フィルターが薄くてお湯が落ちるのが早く、薄い仕上がりになる」や「フィルターのコップにかかる部分が細くてちぎれそう」などのコメントあり。


当記事の説明書

改めまして、この記事のポイントを説明いたします。
この記事はAmazonでのドリップバックコーヒー、特に1パックあたり・1gあたりの金額に焦点を当てた価格比較記事です。
特に安さにこだわりのある方は1gあたりの金額を注視されると良いと思います。

  • 「とにかく1パックあたりの金額を下げたい」

  • 「1gあたりの金額を比べたい」

  • 「安けりゃ何でも良い」

というコスパ最強を希望される方にお勧めの分析比較の記事です。

また、自分のコーヒースタイル・好みによって「安い」の価値観が変わってくると思います。
以下の注意点・参考情報をもとに自分に合ったドリップバックを探してみてください。

注意点

1パックあたりの金額に注意
「1パック25円」などと安さをアピールしているところが多くみられるが、1パックにも6gのものや10gのものなど内容量に差があります。

粉の挽き目に注意
加工会社によって深煎り、中煎り、浅煎りでそれぞれ挽き目が違うものです。深煎りがより細かいのが一般的ですが、6gで極細引き1パックあたりの値段を安くしてなるべくコーヒーの味を引き出す(コーヒー豆の悪い部分、雑味苦みなど)強引な安売りの一つなので要注意

定期配送に注意
とにかく安くコーヒーを飲む方には良い手段ではあるが、一方、焙煎・梱包からの時間がたっていることに注意。これは風味などの劣化や味わいを少なからず低下させてしまうので、美味しく安く購入するには信用のある販売元を見つけることが大事です。

参考情報

  • ドリップバック業界での内容量の多くは7~10g程度が一般的。中には6gや、大容量をうたっている販売元は11g、12gになってきます。

  • コップの目安は、6、7g程度で小さめのコーヒーカップ10g程度でマグカップでも安心。

    • 少量を1日に2~3回など細かく飲む方は内容量は少なくても良いでしょう、また毎回マグカップで飲む方は10gは必須かなと感じます。

  • パック数は多くなればなるほど安売りの傾向になる。業務用を買いだめでも良いでしょうが、風味の落ちる原因になりそうです。。。

  • 定期購入を利用すると更に安くなります。

    • この場合は賞味期限(通常1~1年半程度ではあると思うが)に注意。上記注意点

  • 内容量の少ないものをお湯で抽出する際は蒸らし行程(少量のお湯で湿らして抽出を促進させる行程)をしっかりすると味もしっかりする。限度あり


≪Amazonドリップバックコーヒー1位≫

どの程度が安いのかが不鮮明ですのでAmazonの「ドリップバックコーヒー」1位を参考に見ていただければと思います。

【ドトールコーヒー ドリップパック 香り楽しむバラエティアソート 40P】

  • 内容量 6.5g × 40P

  • 参考価格 1,620~1,071円 (定期便で10~15%off)

  • 1Pあたり 40.5~26.7円

  • 1gあたり 6.2~4.1円

  • 参考:

    • 4種(まろやか、香ばし、モカ、キリマンジャロ)それぞれ100P売りあり

    • まろやか 2,900円 1g4.4円、深煎り 2,403円 1g3.6円、モカ・キリマンジャロ 2,403円 1g3.4円

高評価ポイント
Amazonランキング1位
はなかなか取れるものではない。その結果もち密なグラム設定、金額設定、他社との比較など企業努力がすごいです。
味云々よりかは、マーケティング、販売戦略の観点が他にはまねできない素晴らしい点。

辛口ポイント
良くも悪くもち密な計算であくまでもビジネスという感じがします。価格が定期配送で更に安くなり税抜き1,000円切り、と一見安く感じますが1gあたりを計算すると安くても4.1円。100P売りでも3.4円と、総内容量にすると割高になる。
コメント欄にも「薄いが安いので2パック使ってマグカップで飲んでいる」などとコメントがあり、少々考えなければならない…


≪1gあたりのコスパ最強≫

■2.6円

【VIDYA ドリップコーヒー福袋 10g×3種×50袋 計150杯 (1.5kg)】

  • 内容量 10g × 150P = 1500g

  • 参考価格 3,900円

  • 1Pあたり 26円

  • 1gあたり 2.6円

    • 参考:

      • インド自社農園から直輸入

      • ドイツ製プロバット焙煎機やパッキングマシンなど輸入、焙煎、加工を自社でやっており安心。

      • 3種味があり好みの味を探求できる。1種のみの別販売もあり。

高評価ポイント
個人的総合評価1位で1gあたりの値段1P当たりの値段、どちらをとっても安いの一言。味が3種なのでもし初購入で1種味が気に食わなくてもあと2種あると思えば安心できそう。インドのモンスーンプランテーションロブスタなどの焙煎豆も比較的安価で今後に期待できそう。

辛口ポイント
フィルターのコップにかける部分が貧弱などのコメントがある。実際にはしっかりしたフィルターとは思えないが安く抑える手段の一つかとも思える。

■2.7円

【カフェ工房 ドリップコーヒー 業務用レストランブレンド 8g×250P 大容量】

  • 内容量 8g × 250P = 2000P

  • 参考価格 5,555円

  • 1Pあたり 22円

  • 1gあたり 2.7円

  • 参考:

    • ドイツ製プロバット焙煎機

    • ブラジルコーヒー鑑定士の良識のある味づくり

    • 異物除去装置で品質安全

    • 訳あり商品の販売もされています。趣旨がずれるので参考までに…

高評価ポイント
ブラジルコーヒー鑑定士の選び抜かれた直輸入生豆や、世界最高峰のドイツ製焙煎機、生豆から温度管理などこだわりがあるからの安心感が感じられる。上記の会社と同じく輸入から焙煎、加工までを自社でやっている模様。

辛口ポイント
家庭で飲むには少し多いかなと思う。一人では飲みきれないほどで初回の購入にはリスクがありそう。少量の購入で味が気に入ったらの購入になりそう。

≪1Pあたりのコスパ最強≫

■24円

【ドトールコーヒー ドリップパック モカブレンド 100杯分】 及び【ドトールコーヒー ドリップパック キリマンジャロブレンド 100杯分】

  • 内容量 7g × 100P = 700g

  • 参考価格 2,403円

  • 1Pあたり 24円

  • 1gあたり 3.4円


■26円

【VIDYA ドリップコーヒー福袋 10g×3種×50袋 計150杯 (1.5kg)】

  • 内容量 10g × 150P = 1500g

  • 参考価格 3,900円

  • 1Pあたり 26円

  • 1gあたり 2.6円

    • 以下割愛(総合1位、1gあたりコスパ最強に記載してます)

【違いを楽しむ コーヒー 5種 飲み比べ ドリップバッグ コーヒー アソートセット | ドリップコーヒーファクトリー… (500袋入り, アソートセット)】

  • 内容量 8g ×  500P= 4㎏

  • 参考価格 13,000円

  • 1Pあたり 26円

  • 1gあたり 3.25円

    • 大容量過ぎて少々現実的ではないのでコメント等割愛(以下29円に100Pアソートがランクインしていますのでそちらをご覧ください)


■26.5円

【ドリップコーヒーファクトリー 【 100袋 】 ドリップバッグ コーヒー 【大容量】 (100袋入り, リッチブレンド)】

  • 内容量 8g × 100P = 800g

  • 参考価格 2,650円

  • 1Pあたり 26.5円

  • 1gあたり 3.3円

    • 参考:

      • 淡路島にコーヒー工場を見学しながらコーヒーが楽しめる

      • 種類が豊富

      • 500Pアソートの場合 参考価格13,000円 8g×500P 1Pあたり25円

高評価ポイント
新しく淡路島にできた工場で自社加工販売をしています。少々ホームページの会社概要が無かったり参考の情報が少ないが「タカムラ珈琲」などと調べると出てきます。工場を見学しながらコーヒーを楽しむことも可能。
また取扱商品が多い印象です。シンプルなパッケージに味ごとに色分けされています。大容量からお試しパックギフトなど必要に応じて利用することが可能だと感じた。5種アソートなどを試すことで好みの味を見つけるのにはうってつけではないか。

辛口ポイント
500Pアソートの1P、1gの価格が理想的ではあるが家庭で飲むにはさすがに多い。

その他の価格

UCC 職人の珈琲 ドリップコーヒー 深いコクのスペシャルブレンド 50杯 350g

  • 内容量 7g × 50P = 350g

  • 参考価格 1,650円~1,277円 (定期配送で異なる)

  • 1Pあたり 33円~25.5円

  • 1gあたり 4.7円~3.6円

澤井珈琲 ドリップコーヒー コーヒー 専門店 ドリップバッグ コーヒー セット 8g x 100袋 (人気3種x30袋 / アニバーサリーブレンドx10袋)

  • 内容量 8g × 100P = 800g

  • 参考価格 3,500円~3,325円 (定期配送で異なる)

  • 1Pあたり 33円

  • 1gあたり 4.1円


10gの参考比較

10gで価格が低い商品が思っている以上に少なく、価格は少し上がりますが参考までにご紹介いたします。


【小川珈琲店 有機珈琲 アソートセット ドリップコーヒー 30杯分】

  • 内容量 10g × 30P = 300g

  • 参考価格 1,800円~1,528円 (定期便で異なる)

  • 1Pあたり 60円~50円

  • 1gあたり 6円~5円


AGF(エージーエフ) 煎 レギュラーコーヒー プレミアムドリップ 濃厚 深いコク 20袋 【 ドリップコーヒー 】 10グラム (x 20)

  • 内容量 10g × 20P = 200g

  • 参考価格 1,864円~1,570円 (定期購入で異なる)

  • 1Pあたり 93円~78.5円

  • 1gあたり 9.3円~7.8円



まとめ

以上、簡単ですがAmazonドリップバックコーヒーの検索に関連する1P、1gごとのコスパ最強比較でした。
最後にコーヒーの製造・加工に多少知見のある私による「安さ」についてまとめます。

以下の3つの「安さ」が特徴としてあげられると感じました。

ドリップバックコーヒー販売会社の形態による

まず、販売会社の大きさや、機械、設備の違いによる価格の変化です。大企業、中小企業、個人で大量生産できる会社がやはり価格を抑えられます。
また自社農園や大型焙煎機、パッキングの機械などを保持している会社は攻めた価格設定ができるのもうなずけます。

戦略・マーケティングによる

大企業のドリップバックの役割はいわゆる名刺配りのもののように感じます。グラムをおさえて、「1パック〇〇円」と安さをアピールし、カフェやその他価格帯の大きなもので利益を生み出す仕組みです。
その点、グラムをおさえず、味をしっかり担保したうえで安さを提供している中小企業のドリップバックが個人的に好印象です。

自分自身のコーヒースタイル・好みによる

最後に、価格やグラムに関わらず自分のスタイルによっても安さの基準が変わってきます。
例えば少量のコーヒーを1日3回に分けて飲みたい場合、7gで足りる場合があり10gだと少し勿体なく感じコスパの点で悪くなってしまいます。
なので自分が少量をこまめに飲みたい場合は内容量の少ないものを選択し、それでもたくさん濃いコーヒーを飲みたい場合は内容量の多いものを選択すると良いでしょう。

いずれにせよ1gあたりが安いに越したことはないのではないかと個人的には感じます。


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