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令和5年にデスザークをCSで使った話

その炎は決して燃え尽きることはない。

《卍デ・スザーク卍》の㊙︎3のフレーバーテキストである。ありえないくらいかっこよくて厨二心を燻る。

そしてまたその炎は決して燃え尽きることはない。

これは黒単朱雀を愛して、また日の目を浴びれるように調整を始めCS準優勝に至るまでの男達の調整録だ。
申し遅れました。こんにちは、はんちゃんです。普段は青魔導具ばかりを使っていて黒魔導具の方には触れられてないです。
今回は桜田ファミリアとけんけんラーメンくんが主に調整をしています。

①始まり


ある日のCSでいつものように桜田と談笑していると、
「サガが終わった後の強いデッキ教えてあげるよ。」と言われた。
普段、こういったことを言うのはあまりないから気になっていると、彼は自分のスマホの裏からカードを取りだして

「これだよ、内緒ね」

参考
*電車には自分達しか乗っていませんでした


「_______。」

デスザーク。たしかに自分も某大手プレイヤーに憧れて中学生の頃使っていた。
たしかにあの頃は絶大な強さを誇り且つめちゃくちゃかっこよくて好きだった。
しかしいくらサガがいなくなったといえ、戦えるのか?まだやれるのか?

やれるな...デスザーク


②調整開始

ver.1

自分はこの時からしか知らないが彼らの調整はその前から既に始まっていたらしい。

とりあえず朱雀今使うならこんな感じかなと考えられて組まれたリスト。
既に《ヴォゲンム》+《ゼニスザーク》の動きが強いことは青魔導具で証明されていたことからそれを活かせるように考えられた。
この時に《ゼニスザーク》と《パーフェクトダークネス》の相性が良いことに気づいた。

欠点として
・受けがないから《アポロ》や《赤単》に容易に貫通されてしまう。
・後手を取った場合4コストが多くて4tの動きが詰まってしまうということ。
・顔がいいからとりあえず入れた《バンナイトカーニバル》を1度も使わなかったこと。
ということがあげられた。

ver.2


1枚目との変化として《ラビリピト》が抜けている事と受けの《スパイナー》が加わっている形。
《ゼニスザーク》と《パーフェクトダークネス》のパーケージが強すぎて《ラビリピト》は要らないのかもしれないと錯覚していた。

この欠点としては
・《ラビリピト》が入っていない。
・相変わらず顔がいいから《バンナイトカーニバル》を入れているということだ。


ここら辺で時代は動く_______。

 時代は彼らの思惑通りに動いた。


この令和の時代に《ゼニスザーク》が殿堂を逃れ青魔導具ではなく、黒魔導具の時代を唱える男は世界に彼らしかいないであろう。

こうして調整は加速する。

ver.3


この時から回し続けて思ったことがある。

最速ゼニザを狙うよりしっかりと面を作ってから立てる方が強いのではないか...?

当初は《バキン》+《ヴォゲンム》+《ゼニスザーク》という3tにゼニスザークが立てば強いのではないかと考えられていたが、ここで認識が変わる。

《ヴォゲンム》は所詮他に強いカードがない時に出すカードであって《ゼニスザーク》も中盤に絡んだ方がいいということが分かった。

実際今の環境《デスザーク》のタップインや《ガルラガンザーク》の刺さりが良いことからそっちを優先してから《ゼニスザーク》を立てた方が強いのでは?という結論に至った。

回してみると4tに《ヴォガイガ》を出すことの方が多く、初めて《ヴォゲンム》を減らしてみた。

またこの時期に採用した《ミョウオウ》は革新的であった。当初から強そうではあると考えていたが試しにいれてみると想像よりもはるかに強かった。

1度抜いた《ラビリピト》もここでまた入れた。さすがに5tに狙える全ハンデスや詰める時の安定性が違った。

この時にやっと「顔がいい」《バンナイトカーニバル》が抜けた。

以降このリストを基盤にして練っていく。

ver.4


前の時から違うのは《バンナイトカーニバル》の復活と《ゼニスザーク》を減らしている点だ。

《バンナイトカーニバル》は実質《ガルラガンザーク》の2枚目ではあるがやはり使いづらく強くはなかった。
《ヴォゲンム》を減らしているという点から《ゼニスザーク》の枚数もここで減らした。従来の黒単朱雀により近くなった。

《スパイナー》はver.3からアグロをみて入れているが《ミョウオウ》のおかげで非魔導具であることが気にならずに採用できた。

相変わらず《ドゥポイズ》2枚がもどかしい。

ver.5


このリストでは《スパイナー》は4枚になっていて《ドゥポイズ》は3枚に増やされた。

代わりに《バンナイトカーニバル》を削ったのと
昔だったらありえなかったと思うが《ヴォーミラ》を削った。これはあまりにも挑戦的であったが結果良かったと考えてる。

自分達の今までの調整の結晶が完成した。

③CSへ

来る8月21日。

桜田ファミリアはこのver.5のリストと私たちの想いを携えて飛梅CSに参加した。

1回戦目

アナカラーグラスパー

このマッチアップはかつても行われていた。
しかしお互い大きく形が変わっている。
この黒単朱雀の数少ないガン有利対面の1つにグラスパーが挙げられる。

神は我々に味方した_______。

1回戦目⭕️

試合の内容としては、ループ前に《デスザーク》が立ち、その後《ヴォゲンム》+《ゼニスザーク》からの《ガルラガンザーク》まで立ちコントロールして勝ちというものだった。

2回戦目

アナカラージャオウガ

対戦相手に先に《とこしえの超人》を出されるものの、《ヴォーミラ》と4tに《ヴォゲンム》置き。
6tに《パーフェクトダークネス》で、「-4000の効果」とブーストした後《ヴォーミラ》で《ドゥポイズ》からのガルラガンザーク。
7tデスザーク着地。

2回戦目⭕️


3回戦目

アナカラーグラスパー

本日2度目の有利対面。ここは落とすことは出来ない。

また相手の5tのループより先に《デスザーク》の着地に成功。
しかしコントロールするも、詰めで使用するはずのどぅポイズが見当たらない。

思いっきって殴ると、


_______無念のターン終了。

この対面に《デスザーク》がいなく、手札、マナがそれぞれ豊富にある状態でターンを返すことは死を表す。

しかし奇跡は起きた。

対面のループミスでターンが返ってきた。

3回戦目⭕️

ありえないくらい順調である。もはや怖い。

このまま予選は抜けたいところだ。


4回戦目

青魔導具

はいおわり。

ボコボコにされて当たり前に
4回戦❌

このデッキは黒魔導具の進化系なのだからしょうがない。


5回戦目

ゼーロベン

もう負けることは許されない。

絶対に勝ち取りたい戦いが始まる。

4tに《グレイトフルベン》が三体で出てきてfin。

彼がした行動は相手の《そのウサギ》に《ドゥポイズ》を当てただけである。

5回戦目❌

予選3-2

しかしオポが強くて本戦に上がった。

ここまでは順当らしい。もう優勝して欲しい。


本戦1回戦目


赤単

ついにここまで来た。ここまで来たのなら目指すのは優勝だけである。
後4回勝つことが出来たら自分たちのデスザークの強さを証明出来る...

こちらは2t《バギン》からの好スタート。

そして3t《ミョウオウ》。ここの次のターンが返ってくれば《デスザーク》を立てることが出来る。

運命の相手の3t目

リーサルは無い。すなわち絶対にターンが帰って来ることを意味する。

4tついに無月の門が開く。《デスザーク》着地。

赤単相手に《デスザーク》が着地するということはすなわち勝利を表す。昔からあらゆるビートダウンを封殺してきたタップインでそのままコントロール仕切ってfin。

本戦1回戦⭕️


本戦2回戦

5Cコントロール

2t《バギン》からの3tに2枚の《ドゥリンリ》
抱えてる手札には《ヴォゲンム》がいる。
この対面難しいがなるべく早めに殴りきるプランを取った桜田

4t《ヴォゲンム》出して《ドゥリンリ》1点

返し何もアクションが無ければリーサル+1である。好判断だ。

しかし4t《ザーディクリカ》着地。ここでは特に何も起きずにゲームが伸びていく。

先にアクションを起こしたのは相手だ。

《ドルファディロム》+《本日のラッキーナンバー》の宣言で桜田の《ゼニスザーク》はバトルゾーンに出ることを許されない。

しかし返しに《ガルラガンザーク》と《ラビリピト》で全ハンデスをすることに成功する。

時間はもうほとんど残っていない。

渋いがターンを返すと相手は詰めるターンをこのターンではないと判断し《お清めシャラップ》と《ザーディクリカ》の終了時破壊で《ラビリピト》を破壊してターン終了。


ここで時間が切れて桜田に回るラストターン

《ガルラガンザーク》で2点。

こちらの盾は5枚。
相手は4枚。

準決勝へ


準決勝

赤緑アポロ

激戦を制した桜田ファミリア。

あと2回勝つことが出来たら大好きな《デスザーク》での優勝を果たすことができる。

しかし、ここで立ちはだかる不利対面のアポロヌス。この対面は走られてしまったら《スパイナー》+墓地にある程度の魔導具+8コストドルスザククリーチャーが要求される。

つまり相手が走ってくる前に《デスザーク》or《ガルラガンザーク》を立てなければならないということだ。


試合は始まった。

2tに《ドゥリンリ》スタート。手札にはデスザークはあるが3tに出せる魔導具がない。

相手はタマシードスタートしているからこのままでは3tに走られる可能性が高い。

運命の3ターン目のドロー



_______先3朱雀


カードが答えてくれてそのままコントロールして勝ち。

ここまで激戦を制していざ決勝へ。


決勝


アナカラージャオウガ

愛する黒単朱雀で優勝したくてやっと決勝の舞台までこれた。
とても長かった。この文章ももう少しで締めなければならい。
彼をここまで近くで支えたけんけんラーメンや東京都青魔導具賢者会の想いを背負い決勝の卓に座る。

後攻。

ジャンケンには負けたが気合いでは負けてない。

本日最後の初手6枚を絞って見ると



《スパイナー》《スパイナー》《スパイナー》《デスザーク》《ダークネス》《ダークネス》



桜田ファミリア𝑭𝒊𝒏.


画像はイメージです



本当にボッコボコにされた。

飛梅CS準優勝


おわりに


ここで彼らの夢は終わってしまったのか?

いやまだ終わっていない。ここからが始まりだ。
今回、黒単朱雀で準優勝をすることができた。
次は優勝だけだ。
今の我々の夢は「3面デスザークでチーム戦優勝」でかる。
いつかきっと返ってくる。

そのときにまた👋



おまけ。

らしいので投げ銭してくれると嬉しいです♪

最後まで読んでくれてありがとうございます!
質問は桜田ファミリアまでお願いします!
誤字系はdmによろしくお願いします🙏

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