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目先の誘惑に流されないシンプルな対処法

こんにちは、
かほりです。

みなさんは、
ダメだと分かっているけど、
ついやってしまう事はありませんか?

「アイスクリームより、引き締まったウエストが欲しい」

「お酒より、いい体調が大切」

「TVを見るより、勉強しよう」

ほとんどの人は心の中では
誘惑に勝ちたいと思っています。

将来の幸せにつながる選択をしたいと思っています。

けれども、
目の前に欲しいものが現れた瞬間、
目先の報酬に心が奪われ、欲しくてたまらなくなります。

私たちの合理性には限界があります。

これは
「限定合理性」と呼ばれます。

頭で考えているときは
合理的なのに、目の前に誘惑が現れると、
脳が報酬を求めるモードに切り替わってしまう状態です。

私たちが目先の快楽に
これほど弱い理由は、進化の過程にあります。

脳は「1年後の成果」など望んでいません。

今、生き延びることが最優先です。

大昔の人に必要だったのは、
報酬を見つけた時にとっさに飛びつくようにするシステムでした。


この報酬システムが発動するには、
大きく2つの条件があります。

この条件を避けることができれば、
誘惑に流されにくくなります。

①報酬が目に入る
クッキーやチョコレートが目に入った途端、
私たちはコントロールを失います。

目先の報酬に心が奪われ、
欲しくてたまらなくなります。

これは、
快楽ホルモン(ドーパミン)によるものです。

反対に、目に入らなければ、
報酬システムの働きを抑えることができます。

例えば、
ある実験ではキャンディの入った瓶をデスクの上に置かず、引き出しの中にしまっただけで、社員のキャンディ消費量が3分の1に減ることがわかりました。

自分の欲望を刺激するものが
ある場合は、このように目の前から隠すことがおすすめです。

②すぐに手に入る
報酬がすぐに手に入る場合も、
私たちは誘惑に敗れやすくなります。

反対に、
すぐに手に入るものでなければ、自制心は保たれます。

脳を落ち着かせて、
賢明な判断をするには、
どんな誘惑に対しても10分ほど待ちましょう。

10分経ってもまだ欲しければ、
手に入れてもいいことにします。

とはいえ、
ひたすら10分我慢するのはしんどいことです。

そこで、意識をそらす戦略がおすすめです。

例えば、

「チョコレートを食べたくなったら、テトリスをする」
「ポテトチップスを食べたくなったら、小説やマンガを読む」

など、
誘惑から意識をそらすために、自分が楽しいと思うことをします。

こうした、
「小さな選択」の積み重ねが、
1年後、2年後の結果を大きく左右します。

毎回、
誘惑に勝てなくても大丈夫です。

ただ、少しでも
目先の快楽に流されないように、
この知識を活用してみてください。

今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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