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思ったこと書いていきます。

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最近の記事

映画「さかなのこ」を観て

さかなのこ 噂には聞いてたけど、凄い良い映画だった。 ジェンダー、個性、多様性がテーマの映画。 開始30分の、私の気持ち 開始5分面白そう。 開始15分くらい、この映画さかなくんの反省がテーマだったよな。フィクションとノンフィクションの境目分かりづらくて少し見づらいな。 開始30分、子役の演技きついな。続きが不安。 しかし、高校生になるあたりから、物語がぐんと面白くなるので安心してください。 この映画の魅力ではなく、私が感じたこと ①個性を伸ばすことって大切だという

    • 西加奈子『サラバ!』を読んで

      西加奈子さんの作品は読まないといけないと、ずっと思っていて、今回の『サラバ!』が初の西加奈子作品となった。 まず、主人公の歩が自分と重なり 深い感情移入のまま読み進めることができた。 これは誰しもが思っていることだろうが、歩は自分だと思った。 そして、最近興味を持ち始めた宗教も大きな題材だったので、今の自分にピッタリの作品であった。 個性的な家族に囲まれて、劇的な幼少時代を歩んできた主人公は周りの空気を読んで、周りの目を気にする人間となった。周りから見れば、うらやましが

      • 『ソー ラブ&サンダー』の愛というテーマについて

        タイトルにも、あるように この作品はラブ(愛)が1つのテーマだった。 正直ベタなテーマで擦り倒されていて 普段このテーマを扱っている作品を観ても何とも思わないことが多い。 しかし、この作品ではグッときた。 その理由を考えたときギリシア神話が設定にある中で 語られたのが大きかったのかなと思った。 めちゃくちゃ大きい世界観の中で 大切なのは、最後に勝つのは結局愛なんだよと語られて なんかシンプルに「だよなー」と感じた。 映画公開の少し前に日本で歴史的な事件があった。 そし

        • 『セブン』ラストシーンについて考察

          デヴィッド•フィンチャー監督の名作『セブン』 といえば、あの衝撃のラストシーン それについて少し書いていきたいと思う。 妻が殺されて、それに憤怒して ミルズに嫉妬したジョンを殺して七つの大罪が完了 と思っている方も多いと思う。 しかし、この映画の設定は 七つの大罪を犯した者が殺害されるという設定。 肝心なのは大罪を犯した者が殺されるというところ。 上記のラストシーン妻が殺されていたとすると 憤怒を犯した者が殺されていない。 おそらく、妻は殺されておらず 届いた荷物には顔

        映画「さかなのこ」を観て

          『推し、燃ゆ』を読んで

          私が推していたアイドルが最近卒業を発表した。 推しといっても大きなお金をかけることはなく、適度な距離感で応援していた。 本当にそのアイドルを応援してる人からすれば、そんなの推しじゃないかと言うかもしれないが私にとっては紛れもなく推しと言える存在だった。 そんな、きっかけもあり積読していた 『推し、燃ゆ』を読むことにした。 私が最近感じていたのは、今の世の中では推しを作らないと生きていけない世の中になっているのかなという事。 そんな推しが人生、背骨になっている女性の話だっ

          『推し、燃ゆ』を読んで