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抜け出せないプラトニック・プラネット

”○○が音源化するまでは死ねない”現象

主にJuice=Juiceを応援している人が経験する現象の一つで、コンサートで抜群の歌唱力と最高のパフォーマンスを見た後にその曲を聴こうとしても音源化されておらず、以後念仏のように音源化を待ち望む現象のことである。ちなみにその曲が念願かなって音源化された際に「やっぱりライブverの方がいいな」というまでがテンプレである。

ここ最近のJuiceは段原るーちゃんや稲場まなかんの存在感が目立つ『ひとそれ』やたこちゃん、やふぞうの加入がひしひしと感じられ、今後のJuiceの形の先駆けになるであろう『ポップミュージック』などの楽曲面はもちろん、佳林ちゃんの卒業&井上れいれいの加入によるメンバー面においても何かと変化を感じざるを得ない。

一介のヲタク「Juiceが変わっていくのはポジティブなものであると思っているからマイナス感情はないけどどこか寂しい・・・。」

そんなヲタクにおススメしたいのはズバリ!!『プラトニック・プラネット』である。この曲を一言で表すならこうなる。

”古き良き新曲”

何言ってんだ?と至る所で言われているのが想像できる。まあまあ、落ち着いてください。まずはこの曲の超ざっくりとした構成としてはこう。

最初と最後のソロパート・・・佳林ちゃん

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落ちサビ・・・紗友希とかなともが背中合わせで歌う

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ほら、往年の間違いなしセットですよ。これだけで世の中の大半の曲は名曲になってしまう。次に歌割と歌詞の例はこんな感じ。(1番サビ前)

宮本:この地球<ほし>の青さが
 高木: 熱を冷ましてしまうなら
金澤: いっそ あなたを連れて
段原 : 金星まで行っちゃいたい…!
ユニゾン : 本気で

フランス料理のフルコースかと思ってしまうほど豪華なソロパートリレーである。曲の世界観も宇宙×恋愛というハロプロ教科書的にもグッドなテーマなので古株もニッコリ間違いなし。上記歌詞は1番サビ前だけど2番サビ前はどんな感じかというとこう。

宮本・稲場:この大地 <ほし> に 林檎が
高木・段原 : キスして引力 生まれた
金澤 : きっと あなたとわたし
ユニゾン① : 見つめ合えばジェネシス…!
ユニゾン② : 運命

ニュートンの「引力発見して本当によかった」という声がはっきり聞こえてくる。もうすっかり慣れてしまったけどパート割を文章で起こした時に”高木・段原”という並びがすました顔して出てくるの、改めて恐ろしい。

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いわばデュエットの暴力である。井上・段原とか高木・松永といったパートもこれから増えてくるんだろう。ユニゾンの綺麗さとソロの上手さは完全に比例しないことを承知の上でも楽しみという感情しかない。

この曲は歌詞の面で表現的な良さの他にも、ハロヲタが古くから三度の飯より好きと言われる言葉遊び要素として「かも かも」と「Come on ,Come on」なんかもある。こういうのが一つでもあると嬉しい。

さて、この曲はセトリのどこに入れると一番威力を発揮してくれるだろう。初披露の代々木では1曲目『ひとそれ』の後の2曲目という位置だった。3曲目が『ロマンスの途中』ということでこれは一つの流れとして文句無しだと思う。序盤~中盤あたりで『SEXY SEXY』→『プラトニック・プラネット』→『禁断少女』なんていうのはどうだろう。『Va-Va-Voom』は雰囲気が似ているので並べないほうがより両方が活きそうな気がする。この曲はユニゾンとソロパートがバランスよく配置されているので序盤に置いてグループとメンバーを存分に見てもらうというのが最適解なのかもしれない。

加入メンバーがメキメキと実力を付け、次々と目立っているJuiceだけど結成から酸いも甘いも経験してグループをここまで作り上げてきたオリメンの強さを改めて実感できる一曲なのではないかと思う。

最後に一言、はやく音源化してください。

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