青春ヘラver.9「ファム・ファタールと〈ヒロイン〉の系譜」内容紹介
はじめに
大阪大学感傷マゾ研究会は、青春や感傷、ノスタルジーについて考えながら、定期的に会誌『青春ヘラ』を発行しています。第九号の特集テーマは「ファム・ファタールと〈ヒロイン〉の系譜」です。
5/19に行われる文学フリマ東京38にて頒布致します。ブース番号は第一展示場「K-24」です。ただし、今回は限定部数での頒布のため、残り冊数によっては事後通販を行わない可能性もございます。ご希望の方は予約通販をご利用ください。
目次
1.平光文乃先生インタビュー
2.ファム・ファタールが「男ウケ」から「女ウケ」に変わる転換点はどこにあるのか?(三宅香帆)
3.すべてが偶然でしかないこの世界で、きみが運命であると信じること(二枚貝)
4.星だけが残る(初谷むい)
5.死刑執行ボランティア(雪祭うに)
6.ホワイトルーム・ザ・ラストナイト(小粋な馬鹿)
Track.1 ASMR「雨はアルコールの味がした」
7.海は遥か(葉田冬青)
8.好きなものから逃げるな(べっこう飴大魔神)
9.ダムナティオ・メモリアエ(上篠翔)
10.信仰と魔性(エーミール)
11.善性の持つ魔性──ファム・ファタールとしてのメシア(みずさわ)
Track.2 ボイスドラマ「違う彼女」
12.あなたに一番似合う色(森野鏡)
13.こんな可愛いファム・ファタールが女の子のはずがない!(威子)
14.暴投とひらめき(谷川電話)
15.フォーエバー・フレンズ(anonym/あのにむ)
16.一生を懸けた関係性(さとつき)
Track.3 朗読「そして、雪は溶け始める」
17.魔性の女と心中したい!(きくりん10)
18.わたしのうさぎ(雨霧あめ)
19.涼宮ファム・ファタールの憂鬱(少女祈祷中)
おわりに
これまでもずっとそうですが、僕はこの『青春ヘラ』という冊子を通じて、読者の人がそれぞれ心の中に理想の存在を思い描けるようになってくれればいいなと思っています。それが本の役目だとすら思います。その目標を達成すべく、今回は形式に囚われない多様な表現を一冊に詰め込みました。小説、評論、エッセイ、短歌、詩、さらにはASMR、朗読、ボイスドラマ等々。どうか、最後のページをめくり終えたとき、物語が停止してしまう哀しさよりも、たった一人の〈ヒロイン〉が住み着く喜びの方が勝って欲しいものです。5/19、会場でお待ちしております。
(全文文責:ペシミ)
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