ギルドワークスの仕事で参考にしたスライドや記事をまとめてみた

こちらは、ギルドワークスアドベントカレンダー2019に向けた記事です。
昨年末にSIerからギルドワークスの案件に飛び込んだ時のお話を書いたのですが、そこからの1年間は新たな環境の中、先輩方が残されたスライドや記事に助けられながら仕事を進めてきました。今回は、その中からいくつかをピックアップしてご紹介したいと思います。

1.われわれはなぜアジャイルに向かうのか

アジャイルな開発の特徴や意義、よくある問題などについて説明されています。アジャイル開発に関心があって実際に取り組んでいたとしても、「なぜやるんだっけ?」と改めて問われると、自信を持って答えるのは難しいです。こうして言語化されたスライドを見ることは、立ち返ってそうした問いについて考える良いきっかけになります。

2.インセプションデッキの四方山話

プロジェクトの進む方向や進め方について関係者の間で合意するために作成する、インセプションデッキについてのスライドです。うまく作成するコツやアンチパターンが紹介されています。

インセプションデッキに関する工夫をもっと知りたい方は、こちらのスライドもおすすめです。

3.ユーザーストーリー駆動開発で行こう。

ギルドワークスのプロジェクトでは、ユーザーストーリーを使うことが多いです。以下のような形で要求(ユーザーがやりたいこと)をまとめていくのですが、そのやり方の認識合わせをする際には、こちらのスライドを参照しています。

「<ユーザー/顧客> として <XXXを達成> をしたい なぜなら <理由> だからだ」

ユーザーストーリーの書き方についてもっと知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
ユーザーストーリーの”INVEST”とどう付き合うか

4.チームメンバーの期待をあわせる「ドラッカー風エクササイズ」

チームにおける期待をすりあわせ、チームビルディングをするためのプラクティスである、ドラッカー風エクササイズを紹介している記事です。プロジェクト開始時にこのワークを行うことが多いですが、各自が以下の質問に答えてお互いのことを理解しておくことで、その後の仕事が進めやすくなると感じています。

自分は何が得意なのか?
自分はどうやって貢献するつもりか?
自分が大切に思う価値は何か?
チームメンバーは自分にどんな成果を期待していると思うか?

一般的に使われるのは上記4つの質問ですが、それに加えて、できないことや苦手なことを共有するための質問を追加することもあります。詳しくはこちら。
なりたい自分リスト vs できないことリスト

5.多様な働き⽅のチームでどうやってアジャイルにやるの?

リモートワーク×複業のメンバーから構成されるチームでプロジェクトを進めることが多いのですが、働く場所や時間がバラバラであることから、同席ワークと比べてコミュニケーションの難易度が上がります。こうした複雑性に、チームのフォーメーションで適応した事例についてのお話しです。

こちらにスライドへ解説を加えた記事もあります。
フォーメーション・パターンに基づくチーム開発の実践(雁行陣開発)

6.チームファーストがプロダクトを殺す。

プロダクトづくりには、チームとしての状態がより良くなることを重視する「チームファースト(Team Fisrt)」と、成果を重視する「プロダクトファースト(Product First)」という2つのモードがあるとして、これらを意識的に切り替えることの重要性が語られています。以下の文章を見た時は、目から鱗が落ちました。

「チームにとって良いこと」は暗黙的に正義になることが多い。しかし、「正しさ」とは、ミッションと局面によって決まる。


おわりに

この他にも、ギルドワークスのメンバーは様々な情報発信をしています。今回のまとめの参考サイトなどを以下に記載しておきますので、(アドベントカレンダーの時期で読みたい記事が多くて大変だとは思いますが、)よろしければご確認ください!

DevTab 成長しつづけるデベロッパーのための情報タブロイド

ギルドワークスの実績紹介

ギルドワークス代表 市谷のSlideShare

ギルドワークス代表 市谷のnote

ギルドワークス現場コーチ 中村のSpeakerDeck

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