春のドライブ

朝からドライブを楽しんできた。

なーんて書くと、とっても素敵な暮らしをしているようだけれど、ちょっと違う。

今朝はひどく眠くて、眠い目を擦りながらお弁当を作って子供を送り出してから、二度寝。小一時間眠って目覚め、iPhoneを開くと、ちょうど子供からLINEがきた。

「具合悪いんだけど、早退していい? 頭痛と怠さ」

授業が始まるかどうかという時間。40分かけて登校して、授業前の40分を過ごして、授業受けずに帰るのか……。しかし、自らこんなことを言い出すことは珍しい。本当に、授業を受けることは無理だと思ったのだろう。

このご時世、色んな意味で「様子見」はあまり良くない。

あれから3日。ダンナは毎日抗原検査を受け陰性が続いているが、陽性者が出た職場に通っている。まずは子供を引き取らねば。

「今から迎えに行きます」と返信して、バッグに子供と自分の通院セット(保険証・診察券・お薬手帳などが入ったケース)と非接触体温計を放り込み、家を出た。

天気はいいし、子供の学校の建っている場所が素敵な高台なので、学校が近づいてくるにつれ、具合の悪い子供を迎えに行くというのに、なんだか気分が良くなってくる。遊びに行きたい。

子供を引き取ったら、その足で抗原検査に行くつもりでいるけれど、おそらくは、月のものとバスの中で立ちっぱなしだったのが重なった貧血か低血圧かなんかだろう。今週は校外研修もあったし、そろそろ新生活の疲れもたまってきてるだろうし。などと思っているので、気楽である。

それでも、学校にはダンナの職場で感染者が出た報告をしているし、学校も本人もなんとなく不安だろうから、まずはみんなが安心できるようにしなければ。

生徒玄関で担任から子供を引き取り、その場で検温。額にうっすら汗をかいていたので、高熱を出すことはまずないと判断。汗を拭いた額で測ったので、当然、計測した体温は低い。正確には分からないけれど、発熱してないってことでいいだろう。

「多分貧血だと思いますが、一応このまま抗原検査に行くので、結果を電話でお知らせします」と担任に伝えて、帰路につく。

「いやー。遊びに行きたいくらい、いい天気だねー」

「んー」

「……学校出たら気分良くなったとか、ない?」

「変わらない」

「あ、本当に具合悪いやつね。バスで立ちっぱなしだったんでしょ? 多分貧血だと思うんだよねー」

などと言いながら、窓は換気の為に全開である。まだ少し風はひんやりしているが、気持ちがいい。

⭐︎

抗原検査をしているクリニックの駐車場に着くと、なんとダンナの車があるではないか。

仕事のこともあるだろうし、ダンナにも一応抗原検査を受ける旨の連絡をしておいたが、まさかのストーカー? いや、娘のこと好きすぎんだろ。

と思ったが、違う。きっとダンナも、ここで抗原検査なのだろう。もしくは通院サポート(それも多分抗原検査)。好都合なので、抗原検査の受付手続きや流れを訊いた。何しろ、毎日検査を受けているベテランである。初めてのクリニックだったので、助かった。ついでに訊いたら、やはりダンナ本人の抗原検査だった。

子供の結果は陰性で、薬を処方してもらいたいような風邪症状はないので、そのまま帰ることにする。(子供の検査結果を待っている間に、陰性をゲットしたダンナは出勤して行った)

帰宅してから、子供に眠さはないか訊ねたところ、「眠い」というので血圧を測った。96/60。ちょっと低い。病院で、毎回計り直しをされる私の血圧と同じくらい(このくらいの数値なら、私は献血も可能。倒れたことはない)。問題なく日常生活できる。これよりもう少し下がると、大分眠い。眠いというより、疲れたな……という体感。

頭痛と怠さの原因は、これだな。

寝ているのが一番なので、子供は寝かせて、朝食を食べそこなった私は、おやつを食べることにした。

昨日綺麗に洗浄したコーヒーメーカーで、コーヒーを淹れよう。

ゆうきこよみによると、今日のラッキーフードは桜餅。桜餅はないけど、桜クッキー🌸をお供に。

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桜の塩漬けの塩が効いていて、美味しい。

……順調に、土用です。色々起こってます。明日は間日なので、ひと息つきたいです。


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