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三面張でアガれないのは運が無いから?

夜分にどうも。文月大獅です。
今回のテーマは三面張について。
三面張は確かに強いですが、過信は禁物です。


【ハリボテ三面張】

三面張は受け入れ枚数が非常に多いです。待ちになればかなりの自信をもって立直する方が多いと思います。
ですが、三面張って実は意外と強いものでもありません。
例えば、あなたは10巡目に2-5-8m待ちの聴牌になったとしましょう。
場には萬子が一枚も見えていません。さてこの時、待ちの12枚は全て山に残っているのでしょうか。
答えはNOです。もちろん12枚全てが残っている可能性もありますが、多くの場合他家の手に行き渡っています。10巡目まで来て萬子が一枚も見えていないということは、全員萬子を大切にしていると考えるのが自然です。
つまり、萬子が山に残っている可能性は低く、他家からも出にくい牌であることがわかります。
こんな状態で立直をかけても、例えそれが三面張であれアガるのは難しいです。「三面張=待ちが沢山あるからアガりやすい」という認識だけが頭にこべりついていると、「三面張なのにアガれないなんて運が悪い!」と勘違いしやすくなります。カンチャンやペンチャンにに負けた時はなおそう思うことでしょう。
三面張だから、両面だからといって絶対アガれるものではない という認識をもっておくと、メンタル維持や今後の選択に良い影響が出ると思います。

一番強い待ちは単騎ですしね。


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