林家はな平真打昇進披露宴
先日、私の真打昇進披露宴がありました。このご時世なので色々迷いましたが、私はイケイケどんどんな性格なので、withコロナ精神で披露宴を開催しました。
本来なら一卓に7、8人座れるテーブルを最大四人掛けにして、距離を取りました。京王プラザホテルさんで一番大きい部屋だったので集客が不安でしたが、かえって卓数が増えたお陰で目一杯使ってとても良い感じになりました。
コロナって、気をつけようと思えばいくらでも気を付けられるんです。それこそ家から出ない最大レベルから、全く気にせずマスク無しで闊歩するまで。本当に幅が広いんです。その幅の中でみんな色々と考えながらやっています。そんな中での開催という選択でした。
師匠と共に入場することがこんなにも晴々しく誇らしい気持ちになるとは思いもしませんでした。
①後ろ幕 山田全自動さんから頂いた「宝船と一緒に進むはな平」
②後ろ幕 学習院大学落語研究会 こちらは橘さつきさんにデザインしてもらいました。
のぼりは3本。「青楓亭」「かとう医院」「学習院大学落語研究会」。
やっとお披露目が出来ました。
お花も、来なかったらどうしようと思っていましたがいっぱい来てよかったです!
そしてなぜか芸術協会の方々と。詳細は近日公開される米助師匠のYouTubeをご覧下さいw
根岸のおかみさんのご挨拶は相変わらず貫禄があってユーモアがあって全部持って行かれました。
余興は江戸前に大神楽社中の方々のお獅子のみ。やっぱりこれが一番です。締まります。
学生時代からお世話になりっぱなしの柳家小団治師匠にもご挨拶頂きました。ここは本当に感無量でした。嬉しかったなあ。
舞台の飾りは招木だけ。これもシンプルイズベストで僕のこだわり。寄席もこれで行きます。
最後は師匠のご挨拶。
そして、私の挨拶という流れでした。
挨拶、家でいっぱい考えて来たんですけど、あそこに立つと全然違うこと話しちゃいますね。家でシミュレーションしているときは涙が止まらなかったんですが、全然泣けませんでしたw
一生懸命になり過ぎましたね。途中、笑わせるつもりはなかったんですが、思わぬところで笑いが起きて動揺しました。
率直に思っていることを話したんですけどね。
何度も言いますが、私は「林家」が大好きです。そして古典落語が大好きです。「林家で古典を聴くならはな平」と言われるようにこれから精進していきます。
それにしても疲れたなあ。
披露宴は疲労宴なんて洒落で言いますが、本当に疲れました。気疲れ身体疲れ、もう抜け殻です。
だけどここからが本番、もう一度気合いを入れて頑張ります!!!
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