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Arctic Monkeys 日本公演 @東京ガーデンシアター

Arctic Monkeys 日本公演 @東京ガーデンシアター 2023.3.12に行ってきました。僕はアークティックモンキーズがデビューからのファンで、アルバムはもちろん全部持っていますし、2015年のサマソニも観に行きました。

今回その単独公演が東京と大阪で開催され、その初日の東京ガーデンシアターに行ってきました。噛み締めるように全ての曲を堪能しました。

僕はアークティックモンキーズが新しいアルバムを出すたびに、その最新が一番好きになって行くタイプで、このアジアツアーも最新アルバム『THA CAR』を引っ提げて、その中からかなりやるんだろうと思っていましたが、意外と満遍なく今までのをやってくれました。

セットリストを見る前に、今までのアルバムの特徴を軽く振り返ってみます。おすすめのアルバムとか、わかりやすいアルバム紹介はネットから探してみてください。あくまで私が持っているアルバムの印象です。

① Whatever People Say I Am,That's What I'm Not (2006)ファーストアルバム。当時は「オアシスの再来」みたいに言われていた。若々しいブリットロック。

② Favourite Worst Nightmare(2007)ファーストから一転、疾走感とヘビーロックを全面に押し出して来たアルバム。

③ Humbug(2009)サード。ダークでグルービーな曲が多い。僕のTwitterのアカウントにもなっている。アークティックモンキーズで一番のアルバムを選べと言われたらこれ。

④ Suck It and See(2011)爽やかフォースアルバム。何気に一番聴いたアルバム。とにかく今までより爽やかな曲ばかり、だけどあんまり売れてないかも。

⑤ AM(2013)一番売れた5枚目。一気にヘビーロックに戻る。ブラックサバスのようなダークさ。ピアノ使ったポップな曲もある。

⑥ Tranquility Base Hotel & Casino(2018)6枚目。AMでヘビーロックに舵を切ったかと思いきや、また全然違う展開に。昔のディスコにタイムスリップした感覚になるアルバム。全体を通して病みつきになるアルバム。

⑦ The Car(2022)7枚目。6枚目のアルバムの続きのようだけど音が違う。古き良き映画音楽のような感じ。今はこれが一番好き。

というのが振り返りです。良さは一言ではなかなか言い表せないです。とにかくアークティックモンキーズは毎回全然違う側面を見せるので、2枚目まで聴いてた人、5枚目から聴き始めた人、僕のようにとにかく全部好きな人、色々なファンの方がいると思います。ただ、一貫して彼らの曲は同じ世界線にあるような気がしています。雰囲気が違っても、その世界観がぜーんぶ繋がるような気がします。⑥、⑦のアルバムで新たにギアチェンジした時も、よくよく今までのアルバムを聴いてみると、アルバムのお終いの方にある曲なんかがもうその一面を覗かせていたりするので、そういう意味でもアークティックモンキーズは変わってないんですよね。ボーカルのアレックスターナーがThe Last Shadow Puppetsという活動を通して、オールディーズポップを目指したのが、アークティックモンキーズのアルバムに活きている部分もあります。

さて、今回のセットリストですが。以下のような感じになっていました。最後の数字はどのアルバムかです。

1 Sculptures of anything goes⑦
2 Braianstorm②
3 Snap out of it⑤
4 Crying lightning③
5 Don’t sit down ‘Cause I’ve moved your chair④
6 Why’d you only call me when you’re high?⑤
7 Four out for five⑥
8 Arabella⑤
9 From the Ritz to the Rubble①
10 Cornerstone③
11 There’d better be a mirrorball⑦
12 Do I wanna know?⑤
13 Do me a favor②
14 One Point Perspective⑥
15 Teddy picker②
16 Pretty visitors③
17 I bet you look good on the dance floor①
18 Body paint⑦

アンコール
19 Big ideas⑦
20 505②
21 R U mine?⑤

こうしてみると、最新のアルバム⑦からは4曲ですね。7、8曲やると思っていたので、意外と少ないです。その代わり満遍なく今までのアルバムからやっていますね。⑤はライブ向きの曲が多いので一番多いです。④は一曲だけ、このアルバムはテイストが違うので少ないです。新しい、⑦を挟みつつ、⑤でヘビー感を演出して、①や②もぶち込んで盛り上げて、③も3曲入れています。

静と動をうまく使い分けて、最後まで全く飽きないセットリストでした。個人的に一番聞きたかったBody paintを本編の最後に持ってきたのがとても嬉しかったです。曲の最後のところが本当クライマックス感があってライブ向きだと思っていたので、来たかという感じでした。ラストの曲も予想通りのR U mine?でした。定番ですね。その前の505は、ライブで聴くとトリップしそうになります。

When the Sun Goes Downをライブで聴くのが夢ですが、この曲は本当やってくれないんですよね。以前来たサマソニでもやらなかった。次回、来日したらぜひ聴きたい一曲です。

そんな夢は未来へ残して、またアークティックモンキーズを聴いていきたいと思います。

誰かとこのアークティックモンキーズ愛を共有したいのですが、なかなか好きな人が周りにいないのが悩みですね。

今回はアリーナスタンディングで
後ろは指定席
開演前。
このワクワク感はたまらない
グッズの列
Tシャツ2枚とトートバッグを購入

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