見出し画像

立ち会い出産はしたほうがいいと伝えたい

出産にあたり、妻に出産に立ち会ってほしいと言われました。

私は自分の血はある程度大丈夫なのですが他人の血をみるのが苦手です。
医療系のドラマの手術シーンもギリギリなので、正直不安しかありませんでしたが、実際立ち会ってみて思ったことは、

「立ち会ってよかったな」

でした。
私と同じく血が苦手な人や立ち会うか悩んでいる人は、勇気をだしてぜひ立ち会ってもらいたいと思います。


立ち会ってみて思ったことは、出産はすさまじく大変で、これまでお腹が大きくなってつわりなどの期間を乗り越えた集大成で、素晴らしい瞬間であるということです。

子供ができる前は、赤ちゃんは産まれてきてから、なんなら意志疎通がとれるようになってから愛着が湧くのかなくらいに思ってましたが、全然違いました。

検査のたびお腹のなかで大きくなっていることを実感し、お腹のなかで動いている時から既に愛着が湧き、生まれた時点では生後0日ですが、愛情はすでに溜まりに溜まっていました。

そんな自分の子供が生まれた瞬間に立ち会えたこと、一生懸命産んでくれた妻と一緒にその瞬間を迎えられたことが、ほんとに幸せだったと思います。


反省点としては、あらかじめ立ち会う心の準備と持っていくものの準備をもっとしておくべきだったなと思っています。

今はYouTubeもあるので、立ち会う側の心構えとか、こういうふうに声をかけたり背中を押したりしたらいいといった情報が簡単に手に入ります。

私は出産当日の会社帰りにはじめてそういったものを調べましたが、もっと事前に妻と二人で見て、話しておくべきだったなと思いました。

結局、その日に得た知識と、持っていったほうがいいもので準備していなかったものを急いで購入して病院に向かうことになったので、事前準備はわりと重要でした。

また、血が苦手という点は病院側に伝えればある程度配慮してもらえます。

ですが出産時は看護師さんの出入りも激しいし、もちろんすべて妊婦優先なので、ぶっちゃけ聞いてたよりは見えなくする配慮はされてなかったかと思います。(私のときはですが)

でも想像しているより血を見ることは少なかったです。立ち会うときは大体妻の顔のあたりにいるものだと思うので、位置的にあんまり見えないんですよね。

あとこれが一番大きかったのですが、現場が緊迫しすぎて血が苦手だとか言ってる場合じゃねえ!!ってのがありました。

一緒に痛みを逃がす呼吸をして、腰をさすって、テニスボールで全力で腰を押して(翌日腕は筋肉痛でした)、手を握って、応援して、水を飲ましてあげて。全力で頑張っている様子を見ていると血が苦手とか忘れてました。

なので、どうしても無理だったら静かにフェードアウトすればいいだけなので、血が苦手というひともぜひ立ち会いに挑戦してもらいたいと思います。


出産の瞬間に立ち会うのは、人生のなかでもトップクラスのイベントだと思います。

こんなとてつもなく大変なことを一人でするのはもっと大変だと思います。できることは少ないですが、もし奥さんが立ち会ってほしいと思っているなら、ぜひ立ち会ってほしいと思います。

その際は、事前準備をしっかりして、当日の流れをイメージしておくと慌てなくて済みます。YouTubeで確認するのもおすすめです。

一人でも多くの人が、あの素晴らしい瞬間に立ち会えたらいいなと思います。

では。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?