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緊急小口資金貸付を申請しに行ったけど一旦ダメだった話

舞台製作団体BMGという名義で、舞台演劇の制作・演出助手を中心として活動しております、長谷川です。

本日は、コロナウィルスの影響を受けまして、そろそろ資金繰りに首が回らなくなってくる気配が見えたため、「緊急小口資金貸付」の申請をしにいったのですが、“一旦”ダメだった経緯をお伝え出来ればと思います。

1、「緊急小口資金貸付」とは

もともとあった制度ではあるのですが、実際に申請に行った杉並区のホームページから引用すると、

“低所得者世帯で日常の生計維持に問題はないが、緊急的かつ一時的に生活の維持が困難になった場合の貸付。”
杉並区ホームページより引用 https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/shien/shien/1004864.html

とあります。

その制度が今回のコロナ騒動でその枠が拡大されて、より多くの人が対象になりました。
各市区町村の社会福祉協議会が窓口となっております。

東京都社会福祉協議会から出ております詳細を下記に引用します。

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東京都社会福祉協議会ホームページより引用
https://www.tcsw.tvac.or.jp/documents/korona.pdf

概要のみ、下記に抜き出します

貸 付 額 20 万円以内(一括交付)
●貸付金交付 申請から交付まで 1 週間程度
●据置期 間 1年以
●返済期 間 2年以内(24 回以内)
●連帯保証人 不要
●利 子 無利子
※ただし、返済期限までに返済が完了しない場合、残元金に対して年3%の延滞利子が発生します

要は、コロナで減収した世帯に無利子で20万まで貸しますよ、という制度です。

2、貸付までの流れ(今回は貸付まで辿りつけてません)

まずは、電話予約をして、「面談」が必要となります。
各市区町村のホームページに窓口の電話番号が出てると思います。
参考までに、実際に行きました杉並区のページが下記です。

面談の際に必要書類を持参して、減収が認められれば、1週間程度で入金までしてもらえる、という流れとなります。
意外とシンプルです。

3、実際に面談に行きました(4/10)

さて、実際に面談に行ってまいりました。
お金を借りに行くので、一応小綺麗な格好をして向かってみました。
緊張しました。

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杉並区の社会福祉協議会に伺いました。
社会福祉協議会は区役所等ではない別の施設なので、お気を付けください。

現在、面談が結構あるようで、別途窓口が設けられてました。

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こちらに声をかけて、いざ面談です。

終始とても親切にご対応くださって大変ありがたかったです。
早速面談ですが、用意しなくてはならない書類があります。

(1)本人確認書類(健康保険証、運転免許証、パスポート、住基カード等)
(2)住民票の写し(世帯全員が記載された発行後 3 か月以内のもの)
(3)預金通帳(申込み当日までの記帳を行うこと) ①新型コロナウイルス感染症の影響で減収したことが確認できる通帳 ②税金・社会保険料・公共料金等の支払いが確認できる通帳 ※通帳で減収や税金等の支払いの確認ができない場合は、③日常的に入出金を行っている通帳 及び④給与明細等の収入が確認できる書類が必要です。
(4)印鑑(銀行印)
(5)その他、東京都社会福祉協議会が指定する書類

上記+
公共料金、税金の支払いを証明できる領収書
・確定申告の書類

を求められました。

(3)預金通帳の補足資料として、
・公演中止や延期の連絡があったメールのコピー
・対象公演のフライヤー

を持って行きました。

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(1)本人確認書類・(2)住民票の写しの提出を最初に行い、そのあと担当の方と一緒に、預金通帳を眺めながら、減収した過程を確認していきます。

僕は、“2020年1月~現在まで”の記帳をした通帳を持って行きました。(楽天銀行なので、pdfを印刷)

その間の収入の箇所を確認していきます。
月ごとの収入を計算して、減収になった旨を説明します。

が、
ここで止まりました。

僕が実際に減収になるのは、今月。つまり4月分からになります。
1~3月はコロナの影響による減収はなく、4月分から0に近くなります。
なので、現状だと、対象にならないとの判断になりました。

4月末までの記帳された通帳を改めて持っていき、「ほらね、収入0円だよ!」って言えないと減収の証明にならないとのことなのです。

結果、長谷川は、5/1に出直して再度面談をすることとなりました。

フリーランス勢は、請求書等々の振込で入金時期が色々変わってくると思いますので、
もし検討している方がいたら、このあたり気をつけたほうが良いと思います。

ちなみに、“コロナによって減収していること”さえ証明出来れば対象になるとのことはおっしゃっていて、金額ではないとのお話もありました。なので、間口は結構広い印象がありました。

現状、30万給付の詳細も出ていないので、ちょうど良かったかな、という気もしています。
(個口融資の申請した人は給付の対象にはなりませ~~~ん!みたいな話になる可能性もありますので)

色々先手を打っておこうと思い早め早めで行動してみたので、実際の融資が受けれるかは先の話になってしまいましたが、精神的に少し余裕ができました。

というわけで、緊急小口資金貸付を申請しに行ったけど一旦ダメだったお話でした。
資金繰り困っている同業者やフリーランス・個人事業の方々は検討してみてもいいと思います。
借金ですが。
ただ、無利子というのはやはり大きいと感じます。

とりあえず、5/1に続報をまた書きたいと思います。

長谷川


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