トキ日 2020/11/21

今日は持っているギターアンプを全部並べて、弾き比べてみた。思えばちゃんと真剣に持っているアンプの音を聴き比べたこと無かったな〜と思って、MV50のこともより知るために試してみた。

左上から、VOX MV50 AC+BC108、Marshall G10mk2、BOSS KATANA-MINI、VOX Pathfinder 15R、ACE TONE SA-2、ACE TONE L-20、という偏ったラインナップ。使用ギターはメーカー名がよく分からないシングルコイルのビザールギターで。なんでこのギターかっていうと先日スタジオでMV50を試したのがこのギターだったからである。その時の音とも比べるために。

弾き比べてみると、ACE TONEの2つは12インチスピーカーなこともあってパワー感はあるものの、演奏の細かいニュアンスは出しにくい。古いものなので内部パーツも劣化してるんだろうなぁ。太く丸い感じのざっくりした音のするアンプという印象。

Marshall G10mk2は、高校生の時に初めて買ったエレキギターと一緒に買ったアンプ。たぶん抱き合わせ販売みたいな感じでとりあえず島村楽器の店員さんに勧められて買ったんだと思う。こうやって弾き比べてみるとクリーントーンが気持ち良かった。歪ませるとベチャっと潰れ過ぎてしまってあまり良く無かった。

BOSS KATANA-MINIは、比べてしまうとやはりスピーカーの口径が小さい感じがいなめない。比べずに単体で聞くと手軽で良いアンプだなと思う。やっぱり電池で駆動させているのでどこでも弾けるというのが最大の利点かなぁ。

 VOX 15Rは、明瞭な音で押し出し感が強い。ピッキングした際の反応もこの中では良いと思う。BC108と同じ8インチスピーカーなのに15Rの方が断然パワー感があった。たぶん本体の重さや箱の大きさが関係してるのかな。

VOX MV50は、反応が良い。弾いたら即、音が飛んでくるような印象がある。演奏のニュアンスが出しやすい。ただBC108で鳴らすにはちょっともったいないくて、低音のパワー感が出ない。SA-2にアンプイン端子が増設されているので試してみたら、やはり大きい口径スピーカーの方が良かった。因みにSA-2のスピーカーはACE TONEのロゴが入っている純正スピーカーなのだけど、著名メーカーのスピーカーと比べたことが無いのてどんな傾向のあるスピーカーなのか分かっていない。気に入った音がするから、とりあえずそれだけ分かればいいか。

と比べてみたけれど、録音することを考えたらどれもこれも音色が違うのでどんなアンプでも使いどころあるんだなと思った。当たり前の話だけれど、同じギターでも音色を使い分けられるんだな〜っていう実感を得た。今までアンプシュミレーターを通しての録音ばかりだったので、そういう実感が薄かったんだよなぁ。準備は面倒だけれど、アンプのマイク録音も楽しめるようにしていきたい。

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