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伝統工芸品は日用品としても

(有)鈴木盛久工房の歴史は寛永二年(西暦1625年)まで遡ります。その長い歴史の中で数々の名品を生み出し十三代鈴木繁吉盛久氏は国より無形文化財の指定を受け南部鉄史上唯一の名工の証となりました。現在の十五代当主鈴木志衣子盛久氏は南部鉄史上初の女性釜師と言われ多くの賞を受賞されているとのこと。長い歴史の中で数々の名工により磨き上げられた鉄器づくりは今、益々輝きを増していると言えるでしょう。
 伝統ある工芸品を日常的に使うことは、生活に豊かな寛ぎをもたらします。そして、鉄器の持つ性質から、きちんと手入れをすれば次の世代にまで引き継ぐことが出来るばかりが、鉄瓶で沸かした湯はまろやかで口当たりも良くお茶やコーヒーなどの味も引き立立たせてくれるそうです。
 何かと忙しない時代ですが、鉄器を使いながらゆったりとした時間を過ごすのも良さそうです。 すでに、欧米並びにアジアでも鈴木盛久工房(以下同社)の販売網を通じて南部鉄器の良さが伝わっているようです。 同社の益々のご活躍を祈念しております。

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