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自分起点の行動と発信が幸せを呼んだ話

昨夜、とても愛情深いよい時間を過ごせたので、どこから始まった物語なのかを振り返ってみました。すると、はじまりは自分起点の行動と発信だったことに気づきました。

2020年のある日、私は会社をつくることを思い立ちます。
理由はフリーランスの限界にいいかげん嫌気がさしたから。
ネガティブな感情や状況を跳ね返す瞬発力で、行動を始めました。
仲間が集まり、何をするかは決めずにお金を集めて法人を設立。
メンバーが自発的にやりたいと思ったこと、顔を合わせて話す中で創生されてくるアイデアを形にしていきました。
そのひとつが、メンバーの人生から学びを生み出す活動でした。
学びを引き出す方法は、メンバーが順番にスピーカーとなり、別のメンバーがインタビュアーとなってオンライン配信を行うこと。
8人それぞれがそれぞれのネットワークに拡散したことで、facebook上の界隈では割と話題になりました。
そうしたら、私がスピーカーとなった会をメンバーの友達だった人物が見てくれました。

その人物とはまったく面識がなかったわけですが、私がお話しした内容の一部について後日 facebook messengerで質問をいただきました。

質問と、質問へのアンサーで書いた記事がこちら。

その後、いくつかの話題をmessengerで楽しみ、配信の公開から1年以上経った12月のある日、お会いすることになりました。何せ人物情報はfacebookのみでしたので、お顔で判別できるだろうかと冒険心いっぱいで待ち合わせの場所に行ったところ、とても素敵なかたが目の前に現れました。

次に1月にお会いし、その次が昨夜でした。

いずれも記憶に残るほど愛情深いよい時間なのは、なぜなのか。
お互いの人間性に興味があるからです。

さまざまな人間関係を結んでいても、他人の噂話でも、仕事や世の中にまつわる世間話でも、何らかの目的に基づいた依頼や事務連絡や情報共有でもない会話を、わたしはほとんどしてこなかったのではないか。そう思うほどに、印象に残る会話が生まれ続けています。

それぞれがただオリジナルな経験や考えを話し、お互いに目の前の相手の言葉に呼応して湧き上がった気持ちや考えを言葉に顕すキャッチボールを繰り返すことで、自分と相手への信頼が積み上がっていく。こうした対話は、終えたあとに軽やかで温かい安心感に包まれます。

こんな素晴らしいことが、いつもあるわけではなかったのは、相手から興味を持ってもらうための自分起点の行動と発信を、積極的にしてきていないからなのかもしれません。

お互いの人間性に興味があり、お互いのの人間性への理解を通して自分自身の人間性への理解も深めて満たされていく。こうした関係性は幸せな時間を産みますが、初めの興味がなければ、永遠に、他人の噂話や自慢話、仕事や世の中にまつわる世間話、何らかの目的に基づいた依頼や事務連絡や情報共有に終始しても不思議はありません。

自分起点の行動と発信をすると、わたしそのものに興味を持ってくれる人が現れ、わたしもその人に興味を持てるなら、とても愛情深い会話ができる土台になる。

こうした会話が多い人生はいい人生なので、これからはもっと意識的に、自分起点の行動と発信をしていこうと思いました。



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