洋画で心に残るセリフベスト3

3位 「ボルケーノ」
 あろうことか、ロサンゼルスの街中で火山噴火が始まる。建物は次々に溶岩に焼かれ、被害は拡大し、溶岩流は病院に迫ってくる。
 市の危機管理局局長のマイクは、コンクリートビルを爆破し、それで堤防を作り、近くの運河へ溶岩流を逃がすことを提案する。
「あのビルを爆破するのに、どれくらいかかる?」
マイクは、スタッフに聞く。
「2日はかかります」
次のセリフが3位だ。
「新記録を作れ!」
「もっと急げないのか?」とか「それじゃ間に合わない」ではない。この簡潔で、的確な一言は、スタッフを奮い立たせる素晴らしい言葉だ。
 この局長が現実的で、敏腕で、優秀なリーダーであることが瞬時にわかる。
 この映画と「逃亡者」のジェラード連邦保安官補の役で、トミー・リー・ジョーンズのファンになった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?