死に向かう男たちベスト3(洋画)

1位 「鬼火」 1963年 ルイ・マル監督。モーリス-ロネ主演。

 これは、アルコール依存症による中年の鬱でしょう。
 落ち込んで、なにも楽しみを見つけられない。死ぬことしか考えてない。「死にいたる病い」にかかっている。サティの不安定な楽曲が男の心情をよく表している。
 観る方もつらく、落ち込む。ドラマのこの2日間、主人公はすでに死んでいる。
 「鬼火」というネーミングが素晴らしい。原題は、「揺れる炎」。

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