スマホは老眼になりやすいって本当ですか?
そんなことはありません。
スマホで老眼になりやすいと言われるのはスマホの文字が小さいから老眼になってしまうと見えないためでしょう。
スマホの小さい文字を見るためにはあなたの目は頑張ってピントを合わせないといけません。でもそのピントを合わせることが老眼になると苦手になってきます。そのため老眼になりかけていると、スマホを見るために頑張ってピントを合わせないといけなくなります。そうすると長時間見ているとだんだんスマホの小さい文字が見えなくなってきます。
重い荷物を長時間持っていると筋力の限界が来てだんだん腕が下がってくるのに似ていますね。
最初は見えていたスマホの小さな文字が見えなくなってきたことでスマホで老眼になったと思うのかもしれません。でも全く心配いらないですよ。疲れて見えにくくなった分は一晩寝れば回復します。
スマホは目に悪いというイメージがありますが、適切に使えば全く問題ありません。うる覚えの漢字を調べる、知らない言葉の意味を調べる、行きたい場所の情報を検索すす。そのほかにもSNSで知人とのコミュニケーションを楽しんだり、動画を見たりとスマホはとても便利なものです。
スマホを使う上で注意することはふたつあります。
ひとつは長時間連続してスマホを見ないようにしましょう。目安としては30分見たら5分休むのがお勧めです。目を休めるには窓の外の遠くの景色をみたり、ちょっと散歩で体を動かすといいでしょう。
ふたつめは、夜、特に就寝前に見るのはできるだけ控えましょう。
スマホの光があなたの目から入ることで脳が、今、昼間なのでないかと勘違いします。そうすると日内リズムが狂ってしまいます。海外旅行に行っていないのに時差ボケの状態になってしまいます。
そうならないためにも寝るときにはスマホは寝室以外に置いて寝室に入るのがお勧めです。
わたしも仕事の大切な連絡を待つときには寝室にスマホを持ち込むことはありますが、特にレースのある週には良質な睡眠を確保するためスマホは寝室に持ちこみません。ビジネスホテル宿泊の時はスマホの電源をオフにしています。
レスポンスの悪い人だと思われたっていいじゃないですか。良い睡眠をとり、起きてからいい仕事をして信用をつかめばいいんです。
スマホは使っていると老眼になりやすくなることはありませんが、便利に使いこなすには老眼になった目をどうにかしないといけません。
眼鏡やコンタクトレンズの度数を変えたり、種類を変えたりして、スマホも快適に見える目にしませんか?
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