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仮説思考

■イシューとは?

・真の原因(問題→課題)を特定しよう
→「〇〇の成果がでない」という事実に対して「じゃあ△△してみよう」という考え方は間違い
→「〇〇の成果がでない」という事実に対して「何が本当の原因なんだろう」が正解

・イシュー(原因)&クオリティ(成果)のマトリクスを作成する
→一般的に「成果」の高さから手を付けてしまいがちですが、イシュー(原因)の根本的な精度を優先する
※クオリティの高さかから手を付けてしまう事を「犬の道」
 (散歩のようにダラダラ進んでしまう)と呼ぶ

■イシューの注意点

・ダメなイシュー
→スタンスが曖昧…白か黒か曖昧、仮説や判断材料がない(無駄な情報を調べて時間がかかりがち)
常識的な内容…本来は良いことだが、『生産性を上げる』などは常識的すぎる 当たり前の答えしか出ない

・良いイシュー
スタンスが明確…今後を見据えて「〇〇をターゲットにしてみたら?」と常識的な内容をアイディアにしてみる
→必要な情報を集め、対効果を見積もり、間違っていたなら次のイシューを設定していく

■良いイシューを見つけ出すコツ

とにかく情報を集めよう
→「一次情報」(誰のフィルターも通っていない事実情報 例:厚労省発表のデータやシンプルなデータ 等)を集めよ
→「二次情報」(加工されたデータ)では、フィルター者の思考に左右されてしまう
→現場からデータを収集することも重要(情報を集めるのが目的にならないように注意)

■対策方法を見極めよう

→イシュー(仮説思考による真の原因・課題)を設定した後は、対策方法(実現性、効果予測、コスト等)を比較し、優先順位を付けて対応していく

               参考文献:イシューから始めよ 安宅和人


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