自信が持てない時は、まず学ぶ

1月度の人間塾の課題図書である「修身教授録」(※)を読んでいた中で、今の自分に必要と思われる教えが書かれている箇所がありました。

師範学校を卒業したばかりの若い小学教師が、子供たちから親しまれれるだけでなく、年齢、人格、学識、社会的地位も様々は父兄から信頼を得る事は容易ではなく、自信も持てるはずもない時に、一体どうしたらよいかという答えです。

それは「人を教えようとするよりも、まず自ら学ばなければならぬ」という事です。(一部本文より引用)

自分のコーチングは、本当に、クライアントの目標達成や課題解決のお役に立てるのだろうかと自信が揺らぐ事があれば、まず、コーチングの本質を更に深く学び直すと同時に、人間の心理や感情の動き等についても、より学びを深める必要があるということです。

また、コーチングセッションの実践の中で、良かった点、改善の必要な点をつぶさに振り返り、改善することを愚直に繰り返す必要があると感じました。

※"国民教育の師父" と謳われた森信三先生が、大阪天王寺師範学校(現・大阪教育大学)で教鞭をとっていた時期、2年間(昭和12年~13年)にわたって行った「修身」の講義録 (致知出版社HPより)

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