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かわいいと和解せよ

最近、「可愛い」あらため「甘さ」と和解をした。和解というか、自分が甘さのある服着たかったんだなーということに気づいたというか。
きっかけはENFOLDのオーガンジーのワンピース。ワンピースというだけで割とハードル高めなのに、その上オーガンジーという素材!そしてでっかいフリル!マニッシュ要素かけらもなし!!(ついでにお値段もよい!)で、かなり悩んだけど、ええいこれも経験よと思い切って買って、家で着てみてやっぱりちょっと可愛すぎるのでは……!?と悩み、でも買ったからには着ないと!!と着て出かけ、そうしたらJJGは当然めっちゃ褒めてくれるし、飲食店の店員さんが褒めてくれたりもし、可愛い服……ありなのか……?となりました。単純なのでね。
で、1着甘さのある服を手に入れて着られるようになったのに気をよくしてというわけではないんだけど、続けてでかいフリルのついた服を試着・即購入してしまい、フリルならいける(のもある)ことに味を占めた感があります。
そしてどうやら大袈裟な服が自分で思っているより好きだな……ということにも気づいた。本当にやってみないとなにもわからんな〜。

考えてみたらチュールスカートが流行っては買ってみて(着こなせず手放したり)、レースが流行ればギリいけそうなやつを探してみ(てなかなかうまくいかなかっ)たり、甘さのあるものは好きだったんですよね。好きだけどうまく取り入れられないの箱に入れて諦めていたんだと思う。今ならわかるよ、それは試行回数が足りないだけ!!

私の外見はかわいいきれいかっこいいで分類したらまず間違いなくかっこいいに票が入るし、自分の好みもそっち寄りなので装いがかっこいい寄せになるのは必然。だからといってかっこいい以外の要素を排除する必要はなし。というのは分かってるし現にアクセサリーや小物類は割とかわいいアイテムを選んでニコニコしてるんですが、服についてはなぜか適用外だったことに気づきました。かわいい服を着てはならぬまではいかないにせよ、そもそも着ようと思ってなかったなーの枠。びっくり試着大事です!というあきやさんの声が聞こえる。

あともうひとつ、もしかすると「でかい女は地味に目立たなくせよ、さもなくば排除される」という、おそらくはうっすらと母から受け継いでしまった呪いがあるのかもしれない、というのにも気づきました。
かなり放任で好き勝手に育った方だと思うしやりたいことを止められた記憶もないんだけど、服装に関しては微妙に「普通」であれという圧があったような気がしなくもない。これは田舎ででかい女として生まれそだった母の防衛策でもあったのかもしれない、もう聞くことはできないので推測でしかないけど。
ただまあ、私くらい平均身長オーバーしてるともはや何を着ていようと物理的に目立つことに違いはないので、そんなら好きでも嫌いでもない「普通」の服を着るよりも好きな服着て悪目立ちした方がなんぼかいいんじゃない?と今は思っている。ので、きっと大袈裟な服が増える。たのしいね〜〜!!!


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