本日はコンテンツオペレーション部で配信作品の品質チェックや配信設定などを担当しているNさんのイッキ見リストをご紹介します!
1.仁義なき戦い
まずは1970年代の邦画から語り継ぎたい名作映画を選びました。役者さんの名演技はもちろん、心に刺さる名台詞、カメラや編集のテンポの良さ、音楽や広島弁の心地よさに到るまで何もかもが素晴らしいです。続編も配信中なのでイッキ見におすすめです。
2.ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ ディレクターズカット版
1980年代のお勧めはロバート・デ・ニーロ扮するヌードルスの回想で成り立つ禁酒法時代のアメリカの大作映画です。仲間との友情、恋愛、犯罪と仕事、裏切りをテーマに、物語の時間軸を行ったり来たりさせる作品で、一見理解しにくい展開のように感じるのですが、長く観ていくうちに理解度の層が厚く深まる不思議な構成が癖になる素晴らしい映画です。
3.パルプ・フィクション
1990年代はこちら。何度観ても新しい、何度観ても発見のある名作。全編にわたって流れるソウルやロックなどの音楽も素晴らしく、サントラを聞くのもこの映画の楽しみ方の1つです。ひとつひとつのストーリーが同じ時間に生きている人々と街に集約していく最高の傑作映画です。
4.パンズ・ラビリンス
2000年代からのオススメは、こちらの少女異世界ファンタジー映画です。本好きの少女オフェリアが体験する厳しいスペインの内戦と、少女の身に起こる不思議な世界を描いています。現実も不思議な世界も苛酷に描かれていることが、少女の心情と重なりグイグイと引き込まれます。物語全体を観客の判断に委ね、考えさせる素晴らしい良作です。
5.her/世界でひとつの彼女
2010年代は近未来を意識した作品が多かったと思います。主人公のセオドアが人工知能型OSサマンサを購入し、恋仲に展開していく物語です。2人の話の盛り上がりや、仲が良くなってからの喧嘩やすれ違い、仲直りなど、どれもがたまらなくリアルな恋模様を描いた映画です。OSのサマンサ自体は声だけなのにも関わらず、あたかもこういう恋愛が実在するのではと思ってしまうような見応え抜群の映画です。
6.MEMORIA メモリア
2020年代はHuluストアから「ブンミおじさんの森」でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の新作を選出しました。アピチャッポン監督の映画はとにかく静かで美しいです。アピチャッポンワールドが繰り広げる虚構と現実を行ったり来たりしながら、音にまつわる映像体験を楽しむことのできる良作です。
Huluストアで販売中!レンタル 550円(税込)