そのアプリ、救世主か、劇薬か
この夏放送され話題を呼んだドラマ「CODE －願いの代償－」。謎のアプリを起点としたノンストップクライムサスペンスの魅力に迫る。
幸せの絶頂から絶望の底へ
神奈川県警暴力団対策課の刑事である主人公の二宮湊人(坂口健太郎)は同じく神奈川県警の鑑識課で働く、長年交際を続けてきた恋人の七海悠香（臼田あさ美）との結婚が決まり、時を同じくして悠香のお腹の中に新しい命が宿っている事が判明するなど幸せの絶頂にいた。
しかしその幸せは長く続かず、悠香はある日神奈川県警内のエレベーター事故に巻き込まれ、命を落としてしまう。怪しい人物の目撃情報等、不審な点が見受けられ、湊人は事件の真相を追う事に。そんな中、湊人のもとに1通の電話が。電話の内容は「どんな願いも叶えられる『CODE』というアプリがある」というものだった。
CODEというアプリの正体は
CODEをダウンロードした湊人は「悠香の声が聴きたい」と願いを入力すると、CODEから悠香の自撮り映像が届く。「どんな願いも叶えられる」という噂は本当だったのだ。動画を見ながら悠香に思いを馳せる湊人だったが、彼のもとに新たな通知が。そこには、願いの代償としての任務が書かれていた。
その後もCODEに「悠香の死の真相を知りたい」など、願いを入力し、願いをかなえると共に任務をこなしていく湊人は、CODEというアプリは願いを叶える代わりに任務をこなさなければならず、任務に失敗すると制裁を受ける事、３回任務に失敗すると死という制裁が待ち受けている事を知る。CODEを使いながら事件の真相へと迫っていくノンストップサスペンスを体感しよう。
隠された真の目的、湊人達の運命は
悠香の事件の真相、そしてCODEというアプリの開発者やその目的を追う湊人は、同じくCODEを調べているフリーライターの椎名(染谷将太)やハッカーの三宅咲(堀田真由)らと協力しながら、事件の本質へと迫っていく。CODEに翻弄される人々、失う仲間、願いを叶えることが出来るシステム、そしてCODEの裏に込められた真の目的とは、、、
恋人の死の真相、警察内部の怪しい動き、敵か仲間かわからない人物。二転三転するストーリーと「願いの代償」というタイトルの意味が交差する展開、そして待ち受ける衝撃のラストから目を離すな！
各話のエピソードと連動するHuluオリジナルストーリー「CODE—代償への扉—」Episode.5.5、Episode.7.5、Episode.10.5や原作の台湾ドラマ「コード／CODE 悪魔の契約 ドラマシリーズ」や台湾映画『コード／CODE 悪魔の契約』も独占配信中。
Text／せっきー
せっきープロフィール
Twitterドラマ実況者。年代ジャンル問わずドラマをチェックし、タイムリーかつ共感度の高いツイートが人気を博している。最近ではフォロワーと開催するスペース「ドラマ正解は一年後」「坂元裕二作品について語る会」なども好評。X（旧Twitter）: @KO6IoFJdp7pjTab