本日はマーケティング部で作品のプロモーションを担当しているHさんのイッキ見リストをご紹介します!
1.フリクリ オルタナ/フリクリ プログレ
2000年のOVAから18年の時を経てその世界観の中でアップデートされた続編「フリクリ オルタナ」「フリクリ プログレ」は、一見女子グループのほのぼの学園系かと思いきや、突如宇宙からの刺客がやってきて平和な日常を掻き乱すというカオスめなお話です。大きな力に巻き込まれていく中で学生たちが成長する内容ではあるのですが、登場人物のユニークさやセリフの面白さ、おしゃれな演出に無性に泣きたくなったり、最高なタイミングで流れるthe pillowsの曲の数々に(好きすぎて)吐きそうになったりします。何度でもこの世界観に浸りたくなる作品です!
2.凶気の桜
先日久しぶりに渋谷に行ったら数年前とはかなり変わっていて、かつての様相を思い出すためにも渋谷が舞台の映画を観たくなりました。「凶気の桜」は、物語自体はどんどん暗く落ちていくのですが、スクリーンはそれに反比例して明るく白くなっていきます。その見事なコントラストが、渋谷の街の派手なだけではない雰囲気を示唆していてたまらないです。また、主演の窪塚洋介さんの新作映画が数ヶ月後に控えているので、この機に「GO」「ピンポン」など彼の出演作も振り返る予定です。
3.サマータイムマシン・ブルース
最近、新作劇場映画『四畳半タイムマシンブルース』を映画館で観て、元ネタとも言える上田誠さん原作・脚本のこの映画を復習したくなりました。私が個人的に特に好きな作品の要素として、1)夏、2)会話劇、3)タイムリープもの、4)青少年が無限にわちゃわちゃしている日常系、という4つがあるのですが、この作品には全て網羅されていて、初めて観たときのその感動をもう一度味わいたいです!
4.百円の恋
日々を無為に過ごす30代の100円ショップ店員が、不純な動機でボクシングを始めることになりみるみる変わってく映画です。アルバイト中でもついパンチの練習をしてる姿を見ては、何か熱中するとそれ以外の時間もずっとそのことを考えちゃうんだよね!!と共感します。役作りのために体型をあえてだらしなく見えるよう増量し、そこから10日間で絞ったという主演安藤サクラさんのプロ意識にも痺れます。クリープハイプの主題歌「百八円の恋」がまた効いている良いラストでした(私はこの曲を聴くたびに、ああそういえば消費税って8パーセントだったな〜と思ったりします)。