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華麗なる逆襲・泥臭い復讐

草彅剛が関西テレビに帰ってきた!「僕シリーズ」を代表に、これまで数々の名作ドラマを生み出してきた関西テレビ×草彅剛の最新作、『罠の戦争』の魅力と効果とは!

待ちに待った「関西テレビ×草彅剛」、「戦争シリーズ」の最新作

©︎カンテレ

日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞者である俳優・草彅剛を語るのに欠かせないのが、関西テレビ制作のドラマ達だ。『僕の生きる道』を代表とする「僕シリーズ」や『銭の戦争』『罠の戦争』の「戦争シリーズ」、様々なキャラクターを演じ数々の名作を生み出し話題を呼んできた「関西テレビ×草彅剛」のタッグが、草彅のジャニーズ事務所退所後初の民放ドラマ主演作となるこのタイミングでついに復活!放送開始後瞬く間に話題となり、予想を裏切る展開の連続で視聴者を釘付けにした本作、役者・草彅剛のファンのみならず、ドラマ好きも必見の作品だ。

戦争の舞台は「政治」へ。目の前の相手は敵か味方か。

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内閣府特命担当大臣である犬飼孝介(本田博太郎)の秘書を務める鷲津亨(草彅剛)。驚異的な記憶力と世渡りの上手さで犬飼の右腕として手腕を発揮する彼は、20年前路頭を迷っていた自分を救ってくれた犬飼に献身的に尽くしてきた。これからも、大臣を陰で支える優秀な秘書官として活躍していくのかと思われた鷲津だが、、、。
犬飼の大臣就任後初の政治資金パーティーが開催され、招待客の対応に奔走する鷲津のもとに、妻の可南子(井川遥)から一本の電話が入る。最愛の息子泰生が何者かによって歩道橋から突き落とされ意識不明の重体だという、、、。事件の真相を追う鷲津は犬飼大臣から思いもよらぬ提案をされ?真犯人は誰なのか、そして事件を隠蔽しようとする黒幕とは?事件を追うため自ら政治の表舞台へと進出した鷲津を襲う政治の世界の闇。目の前の相手は敵か味方か。怒涛の展開を見逃すな。

名優・草彅剛の華麗なる逆襲

©︎カンテレ

SMAPの解散から約6年。平成の映像史に残る活躍をみせてきた役者・草彅剛の出演作は以前のペースで増えていく事が難しくなった。民放地上波での主演は本作まで一度も無し。彼のドラマを観たいという声は沢山聞こえてきていたものの、なかなか実現されず。ドラマ好きが感じていたそんな歯痒さを逆境を、草彅は自らの力で超えてきた。『ミッドナイトスワン』ではトランスジェンダーの難役、『青天を衝け』では徳川慶喜、その他、『拾われた男』等々、作品に出演する度に好演を続け、「役者・草彅剛、ここにあり」と世の中に、映像界に示したのだ。そして手にした地上波ドラマ主演となる本作。彼の「静」の演技、「静」の中に怒りや思いが込められたその表情・目。そして「静」から「動」への変化。役者草彅剛の魅力をこれでもかと感じられる本作をきっかけに、華麗なる逆襲は更にスピードを増していくだろう。

Text/せっきー

せっきープロフィール
Twitterドラマ実況者。年代ジャンル問わずドラマをチェックし、タイムリーかつ共感度の高いツイートが人気を博している。最近ではフォロワーと開催するスペース「ドラマ正解は一年後」「坂元裕二作品について語る会」なども好評。Twitter: @KO6IoFJdp7pjTab

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