良かった作品 2021年12月

紹介 / 感想を書きます。

アイの歌声を聴かせて

TLで話題になっていたのと、『イヴの時間』の監督の最新作と聞いて気になっていたアニメ映画。

本当に何も前情報をいれずに行ったので、実は前半の光属性な雰囲気にあまり乗れずソワソワしながら見ていた。まさか前半をまるごとフリに使っているとは思わなかった。見終わってから振り返ると、限られた時間でイベントを消化しなきゃいけなかった前半部分をミュージカル形式でぎゅっと圧縮したのはかなり上手かったな~と思う。

AIを人間と同じように扱う視座が良く、この映画を通して人間とAIの境界があいまいになっていく感じがあった。美術の授業で友達の絵を描こうという場面で、AI搭載ロボットであるシオンさんがお掃除ロボットの絵を描いてたのが妙に印象に残っており、ロボット間に仲間意識とかあったら萌えるな~みたいなことを思ったりした。

なんというか、こういう大衆向けの青春映画で真っ当に感動できることに安心した節がある。良い映画だった。

高校生家族

いわゆる不条理ギャグ系のジャンプ漫画かと思いきや、本流は青春部活スポーツものになっていき、かつギャグも適度に差し込んでくる。ギャグ回、部活回のループで無限に読める。

シンプルに家族が全員高校生になっているという前提が面白く、何度も声に出して笑ってしまった。ギャグ漫画の体でジャンプ王道要素をやっていくのが最高で、父親がバレー部に入るあたりから本当に面白いです。将棋部に入ることになった天才小学生妹のその後も気になりすぎる.....。

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