覆面Xによるガチ解説

Premier League Day4

このブログではスプラトゥーンのウデに覚えがあるツワモノ6チームによるリーグ戦「Premier League」で、気になった対戦をピックアップしてお届けするぞ!
各試合に対して、再生時間を合わせた運営配信のリンクもつけたから合わせて見てくれよな!

ここではより”ガチ”に試合内容を追っていくぞ!

Day4 結果

画像1

対戦ルール
ガチヤグラ(ザトウマーケット)>ガチホコバトル>ガチアサリ>ナワバリバトル>ガチエリア

配信URL


第一試合

DetonatioN Gaming (3-1) 月下雷鳴

・3回戦 ルール ガチアサリ ステージ アロワナモール

使用武器

DetonatioN Gaming
ミリンケーキ選手:パラシェルターソレーラ
ku選手:デュアルスイーパーカスタム
けいとぅーん選手:N-ZAP85
れき選手:ジェットスイーパーカスタム

月下雷鳴
ひいらぎ選手:N-ZAP85
メンタリティしのはら選手:パブロ・ヒュー
オクラ選手:ジェットスイーパーカスタム
りうくん選手:デュアルスイーパーカスタム


ガチルールは試合時間が5分

ナワバリバトルと違い5分の時間があるガチルール。
この5分を長いと感じる人もいれば短いと感じる人もいるだろう。
ここで取り上げるプレーは残り試合時間2:20のku選手による右通路防衛だ。

カウントはDetonatioN Gamingが77+11、月下雷鳴が100である。
DetonatioN Gamingの攻めをしのいだ月下雷鳴の反撃のタイミングだ。
アロワナのガチアサリのゴールへの進軍ルートは主に2つ。
左高台を登って通路を進むか正面左の金網を渡っていくかである。
この場面、月下雷鳴はガチアサリを2つとアサリを9つ所持していて全て入れると67カウント進めることができる状態である。

右通路を防衛していたku選手はスプラッシュボムで角をクリアリングした後ジェットスイーパーカスタムを持つオクラ選手と対面する。
DetonatioN Gamingの選手は2人が復帰タイミングでku選手にカバーは入らない。通常であればデスしてはいけない場面なので引くべきなのだがオクラ選手がクイックボムを2つ外したことで強気にいけると判断したku選手はそのまま顔を出しオクラ選手を倒すことに成功する。

これによって月下雷鳴はこの攻めのターンでゴールすることができずDetonatioN Gamingの反撃を受けカウントを32まで進められてしまう。

最終的なカウントはDetonatioN Gamingが32、月下雷鳴が52である。
もしあそこでゴールできていればと考えたくなるが1カウントも進ませなかったku選手のファインプレーが試合時間を削った動きだと言えるだろう。

配信時間 (42:10~)


第二試合

よしもとゲーミングカラマリ(0-3) PixioMonster

・3回戦 ルール ガチアサリ ステージ ハコフグ倉庫

使用武器

よしもとゲーミングカラマリ
くろす選手:ヒッセン
2438学園選手:デュアルスイーパーカスタム
あとばる選手:L3リールガンベッチュー
ぴょん選手:ジェットスイーパーカスタム

PixioMonster
るす選手:ジェットスイーパーカスタム
ぼむα選手:シャープマーカー
ごっどちゃそ選手:N-ZAP85
ちかし選手:キャンピングシェルター


対面の基礎

注目したいのは試合時間残り3:20から始まる、ぼむα選手のシャープマーカーと2438学園選手のデュアルスイーパーカスタムの対面である。

この少し前まで攻めていたのはPixioMonsterでこれから防衛に入るのだが
復帰したプレイヤーの動きというのは予測がしやすい
2438学園選手は直前でデスをしたわけではないがこれから攻めのために前線に出る必要があった。
ぼむα選手はどの武器が来るかはわからないが誰かは来るだろうと思って右のブロック上に潜伏している。
1点から攻めるのは守る側からすると楽であるため理解があるプレイヤー、チームであるほどぼむα選手のいるところにはほぼ確実に来るのである。

重要なのは対面が始まってから。
先に2438学園選手を発見したぼむα選手はシャープマーカーの弾を2発当てる。あと2発で倒すことができる。2438学園選手も反撃してデュアルスイーパーの弾を1発当てる。あと3発と言いたいところなのだが相手インク影響軽減のギアをサブで2個つけていてもデュアルスイーパーの疑似3確を考えると2発かもしれない。

相手を倒すのに当てなければならない弾の数を考えると同じ数であるためぼむα選手が詰めてもいいはずだ。
しかしぼむα選手は詰めずにポイズンミストを置きながらブロックから降りた。
なぜなのか。

splatoon2で我々が動かしているインクリングはみな右利きである
ここから左壁の理論という考え方が生まれる。
インクリングの体の左半分を壁に隠しながら武器だけを出して射撃することで自分への相手の弾の当たり判定を小さくしながら対面することができるのである。

この場面ではぼむα選手が詰めた場合、ぼむα選手は右壁で2438学園選手は左壁になり2438学園選手有利の対面となってしまうのだ。
それを嫌ったぼむα選手は受けてしまったダメージを回復するために対面をリセットするべくこのような行動をとったのだろう。

トッププレイヤーは対面が強いがこのような対面の基礎が彼らの強さを支えているのは間違いない。

配信時間 (1:24:55~)


第三試合

GGBOYZ (2-3) Babel Bobble

・1回戦 ルール ガチヤグラ ステージ ザトウマーケット

使用武器

GGBOYZ
ダイナモン選手:エクスプロッシャーカスタム
えとな選手:デュアルスイーパーカスタム
たいじ選手:プライムシューターベッチュー
れんぞーん選手:N-ZAP85

Babel Bobble
はんじょう選手:スプラローラー
ミルクレープ選手:スプラスコープ
しめぴぃ選手:デュアルスイーパーカスタム
ターボー選手:パラシェルターソレーラ


詰めるタイミング

この試合は結果から言えばBabel BobbleがGGBOYZを初動で全員倒しそのままノックアウトする。
どのようにしてBabel Bobbleは初動でオールダウンを取ったのだろうか。

初動のオールダウンで4キル全てに関わっているプレイヤーがいる。
はんじょう選手である。
はんじょう選手の持っているブキはスプラローラー。
このブキはGGBOYZの面々が持っているブキに全て対面不利である。
つまりこの初動の4キルに絡むはんじょう選手の活躍にはからくりがある。

スプラローラーのキルの基本は奇襲である。
遠くから置き撃ちをされれば絶対に勝てないが距離を詰めることさえできれば敵を倒すことができる。

この場面ではその要因となるプレーをターボー選手が行っている。
初動でターボー選手はGGBOYZ側の左丘に登る。
残り試合時間4:50以降GGBOYZのえとな選手以外の3名がこのターボー選手を倒そうと左を向いてしまう。
正面を見ていない一瞬の隙、残り時間4:44、はんじょう選手は目の前まで来ていた。
後は回収するかのように3名を倒し残ったもう1名も倒してオールダウンとなった。

このターボー選手の動きは”ヘイト稼ぎ”と言われる動きであり、自分が囮になることで味方のキルを助長する動きである。

しかしここでの詰めるタイミングが一瞬であることは明らかでありはんじょう選手の機を見逃さない能力はトップクラスだと言えるだろう。
やはりはんじょう選手のローラーは怖い。

配信時間 (1:42:30~)


画像2

まとめ
ここまで読んでくれてありがとう
あと3回書くことになるがよろしく頼む
感想待っているぞ
メンタルはそんなに強くないからチクチク言葉はやめてくれよな

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