不倫から略奪婚するリスクと方法について

復縁・恋愛カウンセラーの宮脇拓哉です。

不倫行為は、世間一般的には悪いものとされ、バッシング対象になっています。しかし、中には真剣な恋愛をしており、それがたまたま不倫という人もいます。

不倫がすべて悪とは言えない時代です。今回は、そんな不倫からの略奪婚を考えている人に向けて、リスクや方法についてお伝えしたいと思います。

※　実践は自己責任でお願いします。私は推奨しているわけではないので、
その点だけはご理解の上で読み進めてください。

まず、略奪婚のリスクからです。
先にお伝えしますが、リスクだらけなので、生半可な気持ちでは挑戦しない方が良いです。

略奪婚のリスク１：奥さんから復讐される

不倫からの略奪婚をすると、あなたは彼の奥さんから、憎しみを100％買うことになります。

最大限運がよくて、もう関わりたくないと、あなたへも慰謝料請求のみで終わるかもしれません。しかし、変に奥さんと対立したり、相手の家族に迷惑をかけていたら、慰謝料請求は跳ね上がりますし、最悪刑事事件にするために被害届を出される可能性もあります。

また、不倫されたという考えではなく「彼を取られた」という考えの女性なら、慰謝料請求のみで終わらずにあなたの会社に言いふらされたり、
あなたと彼が結ばれたとしても嫌がらせをしてくる可能性もあります。

実際、彼と別れたのに嫌がらせをされ続けている・・・ということもあるそうですので、奥さんに復讐されるリスクは覚悟してください。

略奪婚のリスク２：相手の子供と上手くいかない

相手が子持ちで、奥さんが親権を放棄した場合、あなたは相手の子供と生活することになります。そうなると、あなたは結婚して奥さんになるのと同時に母親になります。しかし、

「彼の子供だから愛していこう」と頑張っても、うまくいかないことは十分に考えられます。そもそも、継母と急に本当の家族になることの方が珍しいのです。また子供には何の罪はありません。

いわば大人の恋愛関係に巻き込まれた一番の被害者です。

子供の年齢が上になるほど、善悪の判断もしっかりついていますから、あなたを恨む可能性も十分あります。

略奪婚するリスク３：親族からの批判を受ける

奥さんが、彼の実家や親族と随分仲が良かった場合は、彼とその奥さんを別れさせた元凶として、彼の親族からも冷たい目で見られます。

親族からの嫌がらせを受けることも覚悟しましょう。

略奪婚するリスク４：あなたから多くの人が去る

不倫からの略奪婚を賛同する人は少なく、あなたのもとから、沢山の人が離れていきます。いい歳した大人が不倫略奪婚・・・となると、恋愛だけでなく他にも問題があるのでは？と人は勘繰り、距離を置こうとします。

ですので、不倫略奪婚のカミングアウトは誰にも言わないようにした方が良いです。自分は社会的に許されない事をして、その償いもきちんと奥さんにしていくという姿勢をもって生きていきましょう。

略奪婚するリスク５：自分も不倫される可能性

気持ちが先走り、略奪婚をした後で、、相手の人柄や本性に気づいてしまい、自分も同じように、捨てられた・・・ということもあり得ます。

彼が既婚者じゃなくても魅力を感じるのか、そして、同時に何故彼は不倫をしているのか？という所も考えてください。

もし、そこで、しょうもない男だと感じたら、あきらめた方が良いです。

略奪婚するリスク６：略奪婚したという十字架を背負って生きることになる。

不倫して略奪婚したという事実は、生涯消えません。
相手に子供がいあれば長い時間をかけて子供に恨まれるかもしれませんし、
奥さんに恨まれるかもしれません。

あるいは、彼の実家に恨まれるかもしれません。
あなたと彼の間に子供が生まれても、不倫略奪婚という事実は消えず、
子供の成長にも影響を及ぼすこともあります。

このように、一定期間我慢すれば消えるのではなく、一生ついて回る覚悟をする必要があります。

不倫から略奪婚は幸せになれる？

不倫や略奪婚は常識や社会一般的に見れば許されません。
不倫は、不法行為となるため、社会的にも法的にも責任を負うことになります。また、未成年であれば、その親が責任を負うことになります。

周りで略奪婚に成功して幸せに暮らしている人もいるかもしれませんが、
まったくのノーリスクとはいきません。むしろ、リスクだらけです。
当然、それなりの代償を背負って生きています。

しかし、幸せの定義は自分で決めるもの。

お金が無くなり、貧乏になり、世界中が敵になってもこの人のそばにいられれば良い！という人もいると思います。

実際に、社会的に責任を果たしていれば（慰謝料や養育費の支払い等）何も問題なく、略奪した後も平和な日々を築いている人もいます。

ですので、何を幸せに感じるのか？自分は何が一番大切なのか？
考えた末に、彼という答えを出したならば、略奪婚した後も幸せでいられることでしょう。

しかし、どんな男性とでも、略奪婚できるわけではありません。
むしろ略奪婚できる男性は限られています。

では、略奪婚できない男性の特徴についてみていきたいと思います。正直、略奪婚できないタイプの男性の場合、まず略奪婚はできませんので、１つでも該当していたら、あきらめた方が良いでしょう。

略奪婚できない男の特徴１：ドタキャンが多い

デートの約束をすっぽかす等、不倫関係では、ありがちなことと思うかもしれませんが、ドタキャンは注意深く見る必要があります。

もし、ドタキャン後にフォローがなく、また反省もせずそれを繰り返しているようなら、あなたのことを大切な存在とは思っていません。

本気の恋愛感情を持っていれば、しっかりとフォローを入れますしドタキャンの理由を説明してくれたりと誠意のある対応をとるものです。

「嫌われてもいいや」
「セフレはまたつくればいい」

等の感情が根底にあるからいい加減な対応をとるので、略奪婚の芽はないと考えてください。

略奪婚できない男の特徴２：急に会いたがる

デートの約束をして会っている事が多いなら、「今から会いたい」等急に連絡してくることが多い男性は、あなたの事を性欲の発散口としか思っていない可能性があります。

「今から会いたい」で、本当に会って話をしたり、
ご飯を食べたり、どこかデートに行くというだけだったら問題ないのですが、身体の関係を求められたら、略奪婚はあきらめた方が良いです。

それに対して断りを入れた場合、不機嫌になったり怒ったりするようなら、
あなたの事をセフレとしか思ってないのかもしれませんし、あなた以外にも、遊び相手がいるかもしれません。

略奪婚できない男の特徴３：熱しやすく冷めやすい

飽きっぽい男性の場合には、すぐに気持ちが冷めやすく、結婚まで気持ちが持続しないことが多いです。最悪、離婚まではしたのはいいけれど、あなたに冷めて結婚してくれない・・・ということもあります。

不倫自体も好奇心や刺激から続けている可能性が高く、本気で奥さんと別れる気もない場合も多いです。また、熱しやすく冷めやすいタイプは、性格的に、結婚しても浮気を繰り返しやすいです。

略奪婚できない男の特徴４：経済力がない

奥さんと離婚するには、彼の財力が必須です。
不貞行為の慰謝料請求は、本人が知った瞬間から効果を持ちます。

その為、不倫がバレずに離婚できても、その後でも莫大な慰謝料請求がされる場合もあります。そのような慰謝料請求にこたえられる財力が必要なのです。経済力のない男性との不倫行為は、女性にとってデメリットしかないので注意してください。

略奪婚できない男の特徴５：メンタルが弱い

不倫をしている人がメンタルが強いとは限りません。
単に欲望のままに不倫をしている男性も多いのです。

また、メンタルが弱いと、略奪婚にあたって降りかかってくる試練や修羅場、トラブルに耐えることが出来ず、逃げ出す場合もあります。

そのため、頼りないと思ったら、その男性との略奪婚はあきらめた方が良いです。

略奪婚できない男の特徴６：子持ち

子供がいる男性は離婚するデメリットが大きいので、離婚してくれる可能性が低いです。また、子供のことを大事に思っているのであれば、なおさら略奪婚は難しくなります。

離婚しても、慰謝料だけでなく養育費も必要になってくるので、
略奪婚が成功したとしても彼自身が後悔、あなたも後悔する可能性が高いです。

略奪婚できない男の特徴７：世間体を気にする仕事

世間体を気にする職業の人は、離婚後すぐ結婚・・・という事が出来ませんし、世間からどう見られているかを気にしているので、離婚もしない可能性が高いです。また、子供がいれば子供を捨てた男というレッテルが付くので、なおさら、離婚しないでしょう。

世間を気にする・気にしないはその人の価値観でもあるので容易に変えることは出来ません。その為、略奪婚事態あきらめた方が良いタイプです。

では、逆に、略奪婚できる可能性のある男性の特徴とはどんなものでしょうか？

略奪婚できる男の特徴1:奥さんが家庭向きでない

奥さんが仕事人間や、家事が苦手なタイプの場合、彼も家庭内の不満が溜まりやすく、略奪婚しやすくなります。

時代の流れが、共働き家事育児共有の流れが強くても、男性の本音として、結婚後に家事は奥さんに任せたいと考える人も多いのです。

「奥さんが高収入だと離婚しないのではないか？」
と思うかもしれませんが、

その反面男性は頭の上がらない窮屈さや男性としてのプライドが傷つけられている事で家庭内に不満を抱いている場合もあります。
ですので、奥さんが家庭向きでないことは離婚できる男性の特徴の一つに当てはまります。

略奪婚できる男の特徴２:奥さんの性格に難がある

性格の不一致、価値観の不一致は、離婚事由にもなり得る問題です。

もし彼と奥さんの性格が合っていなかったり、奥さんの性格に難があると、
それが原因にとなり家庭内のストレスも溜まりがちになります。

性格や価値観がピッタリ相性が良いケースは少ないですが、
相性が悪いという場合、あなたにもチャンスは十分にあるでしょう。
また、奥さん自身も不倫や浮気をしていたりする場合も、略奪婚を成功させやすくなります。

略奪婚できる男の特徴３:日程を決めてデートをする

前もってデートの日を決め、またその約束通りにデートしてくれているのであれば、彼はあなたの事を真剣に考えている可能性があります。
家庭の事情であなたに会えなくても、自分から埋め合わせを提案してくれたりするのであれば脈ありです。

あなたに対して誠実な対応をしてくれているなら、あなたを恋人として認めてくれている可能性が高いです。略奪婚が出来る可能性も十分にあるといえるでしょう。

略奪婚できる男の特徴４:いつでも連絡が取れる

基本的に不倫関係は、奥さんバレをおそれ、連絡を取る時間が決まっていたり、自分から連絡することが出来ない事が多いです。

しかし、

「いつでも連絡してきていいよ」

と言われている場合、奥さんと彼との距離が遠いか、もしくは奥さんと離婚しあなたと結婚することに腹をくくってる可能性があります。

家庭よりもあなたとの連絡を優先するという、彼の意思表示でもあるので、略奪婚出来る男性の特徴の一つと言えるでしょう。

略奪婚できる男の特徴５:お金や地位に不安がない

もしも略奪婚が見えてきた場合、奥さんの離婚にあたり、財産分与に慰謝料、不貞行為による損害賠償請求、子供がいれば養育費等多額の金銭が彼側に要求されることになり、それを恐れて、離婚を選択できない男性もいます。

しかし、経済的に余裕がある男性、お金のみならず、稼げるだけの地位や能力がある男性なら、そこまで離婚は大きなデメリットにならないといえます。

ですので、自分で独立して稼いでいる男性や会社を経営している男性、高級の技術職の男性であれば略奪婚しやすいです。

略奪婚できる男の特徴６:理想が高い

理想の高い男性は、常に上昇志向で自分の人生を少しでも良くすることを考えています。ですので、あなたを奥さんどちらと生きていくことが最善なのかを真剣に考えるでしょう。

常により良い人生を目指しているので、奥さんよりもあなたとの方が充実した幸せを手に入れることが出来ると思わせることが出来ればチャンスです。

彼にとって奥さんと離婚するほどの価値がある女性、奥さんと生活するよりも良い暮らしが出来る女性を目指せば、略奪婚の可能性はあります。

略奪婚できる男の特徴７:真面目で責任感が高い

真面目で責任感が強いタイプは、奥さん一筋に見えますが、責任感があるからこそ、あなたとの関係についても真剣に考えてくれます。

特にあなたが独身で結婚適齢期の大切な時間を不倫に費やしてくれているのであれば、尚更です。子供がおらず、奥さんに対して不満を持つようになってきたら脈あり。あっさり奥さんと別れてあなたを選ぶという可能性も十分あります。

しかし、相手の奥さんから見れば、あなたは憎い敵になってしまいます。
そこで、奥さんから略奪するリスクなどついては先ほど説明しましたね。

では、いよいよ、不倫から略奪婚する3つのSTEPについてみていきたいと思います。

STEP1:ライバルや彼の状況を知る

まず、自分が不倫相手だとわかったら、

ライバルである奥さんについて
彼自身の性格が不倫に向いているのか？
彼は略奪婚が出来るタイプの男か？
今現在彼はどのような状況にあるのか？

という細かい事をリサーチしましょう。そうすることで、不倫から略奪婚を成功させる道が見えてきます。

STEP2:聞き役に徹する

不倫から略奪婚するには、相手の癒し場所になる必要があります。
ですので、「私の話聞いて聞いて！」というよりも、相手の仕事や家庭の愚痴を聞いてあげる。

彼の苦しみの受け皿になるようにすると、彼にとってあなたの存在は大きなものになってきます。また、聞き役に徹する事で、今彼がどのような状況にあるのかをリサーチすることも出来ます。

ですので、自分から話すよりも聞き役に徹することは不倫関係にとって圧倒的なプラスとなります。

STEP3:耐え忍ぶ

不倫関係は、我慢の上に成り立っています。
略奪婚を目指す不倫関係であれば、その要素がさらに強くなります。

通常の恋人同士なら出来ている事が中々出来ずにイライラしたり、
悲しくなることもあるでしょう。

また、略奪婚した後もその苦しみが続くことになるかもしれません。
ですが、全ては彼と一緒にいるというあなたの最大の幸せをつかむ為のものです。ですので、自分が我慢強くないと思う人は、どこまで自分が我慢できるのかラインを決めて、あらかじめ彼と話し合っておく等の対策を考えておきましょう。

続いて、不倫から略奪婚をするポイントや注意点についてみていきたいと思います。

不倫から略奪婚するポイント１：期間を決める

不倫するなら、必ず期間を設けましょう。
これは、本気で略奪婚をするにあたって、必ず言われている事です。
ダラダラ彼との関係を続けていくのはNGです。

半年が理想的ですが、長くて一年の猶予でケリをつけましょう。

それ以上ダラダラしても、不倫する男性は行動を改めません。
また、あなたとの結婚を決めることもありません。
あなたの大切な時間が消耗されていくだけです。

あなただけが悲しみに泣く結末を避けるためにも、期限をきめましょう。

不倫から略奪婚するポイント２：相手を責めない

不倫関係が不安になって、彼に強く当たることは控えてください。
もし、あなたが、本気で略奪婚を考えているなら、
グッとこらえて。癒しの時間を与え続けるようにしてください。

仕事や家庭で疲れた気持ちを、あなたのもとで癒したいと思ってくるのです。それなのに、あなたが責めるとあなたは奥さんと同じストレスのような存在になってしまいます。

そうなってくると、彼があなたから離れてしまうようになります。
そうならないように、出来るだけ相手を責めないようにしてください。

不倫から略奪婚するポイント３：自分から求めない

不倫相手には自分から求めることは極力避けましょう。

「相手と別れて！」という要望や「もっと会いたい！」
という気持ちも、ついつい言ってしまいそうになりますが、
不倫関係は基本的には我慢が必須です。

相手に求めすぎてしまうと、相手にとってあなたが重荷に感じてしまい、
結婚の言葉が出る事なく離れてしまう・・・という事になりかねません。

相手と同じ分の愛情だけを返すように意識して、自分から求めすぎないようにしましょう。

不倫から略奪婚するポイント４：毎回、身体の関係をもたない

会うたびに身体の関係を持つのは絶対にNG。
それではただのセフレになってしまいます。

身体の関係ナシでも会いたい・・・！

と思ってくれるような関係を築くことが大切です。
また、常日頃から身体の関係を持ってしまうと、相手に飽きが来て、別の不倫相手を探し始める可能性もあります。

メインは身体の関係を結ぶことではなく、あなたに会う事。
そう思えるような関係づくりを目指しましょう。

不倫から略奪婚するポイント５：言いなりにならない

「彼が好きすぎていいなりになってしまう…」
これは不倫関係だけでなく、女性ならありがちな心理です。

ですが、彼の言う事する事にすべて言いなりになっていたら、それはただの都合の良い女です。彼に急に会いたいと言われて、あなたに約束があるのであれば約束を優先させる。もしくは、会いに行く対価を求めましょう。

このように、あなたが自分自身を尊重したほうが、彼もあなたを尊重するようになります。

不倫から略奪婚するポイント６：自分を選ぶメリットを感じさせる

略奪婚するにあたって最大の敵は奥さんです。
彼は奥さんに魅力を感じ、一度彼を本気にしたから結婚したのです。

という事は、少なくても奥さんよりも良い女であり、奥さんからあなたに乗り換えるだけの魅力を備える必要があります。

離婚では、男性は財産は勿論、子供がいれば親権も相手のものになりますので、男性が失うものが多いです。その失うものよりも大きなメリットをあなたが彼に与えられるのか？

愛や恋等の感覚や感情的な理由だけでなく、客観的に見ても納得するような、そんな大きなメリットを身に着けてください。

まとめ：不倫から略奪婚はいばらの道です…

ここまで、不倫から略奪婚へ進める方法についてお伝えしてきましたが、
不倫から略奪婚する結末は以下の通りです

１：結婚後、他の女性と不倫にされてしまう。
２：スリルがなくなり、冷められてしまう。
３：周囲の目が厳しく、二人がいたたまれなくなり、別れてしまう。
４：金銭的に厳しい生活を強いられる
５：幸せな生活を送る。

運が良ければ、幸せな生活を送れるかもしれませんが、そのためには、たゆまぬ努力をし続ける必要があります。そして、あなたが努力をしても、うまくいかないことも多いです。

リスクの高い恋愛ですし、難易度もとても高いので、本当に覚悟のできた方だけが自身の判断のもとに、自己責任で、進めるようにしてください。

もし、この記事を読んで、
「難しいな、可能性が薄いな」と感じたら、
その気持ちにふたをする努力をした方が良いでしょう。

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