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初めての!教案と模擬授業の練習

こんにちは。たまです。

日本語教師養成講座では、教案を書いたり模擬授業の練習をする授業があるそうですね。 わたしは独学検定組なので、教案を書いたことも、模擬授業をしたこともありません。

なのですが!ワケあって模擬授業をすることになり、そのために初めて教案を書くことになりました。
課題はN5レベルの文型。
ネットで検索すると、出るわ出るわ、たくさんの方の教案がアップされています!ありがたや~! それらに目を通し、自分なりにしっくりくるところをピックアップして、アレンジして、シナリオ風に書いてみました。

こんなやり方でいいのかどうかも、わかりませんが(^-^; 未修語や文型も調べて、細かく修正。なんだかんだで、のべ4時間くらいかかったかなあ。
教案に合わせて、絵カードと文字カードも用意。コレはネットからダウンロードするより、自分で書いた方が早いし、イメージ通りできるので、マジックでちゃちゃっと作成。

そうして作った教案を、日本語教室のY先生に見てもらいました。 Y先生にいろいろアドバイスをいただき、さらに、その日、日本語教室に来たベトナム人の子4名を相手に、模擬授業のための練習をさせてもらいました!
Y先生にも協力していただいて。 実際に学習者を相手にしてみると、想定外な発言や行動が出てきておもしろい!それをY先生は上手に拾って、文型学習につなげていく。さすがだなあ、と思いました。

文型をリピートさせる練習では、最初はバラバラだったコーラスが、理解がすすむにつれて揃ってくる。おお!こういうことか!と感激したり。
Y先生は、説明する言葉はできるだけ使わず、実際に動きながら、生徒に理解させる。
「教材を作るのもいいけど、教師は、そのからだ、表情がすべて教材だと思って、表現してね」と。

そうですよねえ!いやあ・・・、わかるけど、難しいですねえ~。

いかに自分のからだに、その語がしみ込んでいるか。 そして、経験ですねえ。

頭の中でいろいろこね回した教案も、得意なのでついつい作り込んでしまう絵カードも、あらためて見直し。
教案はあまり細かく作り込むより、進行とキーワードがメモ程度にあればいいんじゃないか?という気がしてきました。
だらだらと4枚書いたけど、紙がバラバラして進行がスムーズにいかなかったし、A4で1枚にまとめてしまったほうがよさそう。
絵カードはシンプルなものに作り直し。 とりあえず、今回はこれでやってみます。

こういうことは、回を重ねていかないとわからないですよね。ほんとに。
楽しみ半分、怖さ半分です。

お相手してくれたベトナム人の子たち。ふだんはマンツーマンなので、教室スタイルの授業は珍しく、おもしろがってくれた様子。
また機会があったらやってほしい、と言ってくれて、ほっとしました。

簡易授業のあとは、またいつものようにマンツーマン指導。 わたしはN3受検問題に取り組んでいる子に対応。自分でどんどん問題を解いていきます。こんなふうに自学自習できる子には、どんなサポートがあるといいんだろう? まあ、あれやこれや、力不足を感じてしまうのでした。 学習者はみんな、やる気があってやさしくてかわいくて、救われます。

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