小学校受験体験記(8)おさえの学校の合否が本命より早く出ているときのこと

本命校の前に、ことばは悪いのですが練習として、もう少し合格しやすいと思われる学校を受ける人は多いと思います。

大人でもなにかを初めてする時はとても緊張します。本命校を最初に受けて、緊張して失敗してしまうことを防ぐために、どこか違うところをまず受けて受験そのものに慣れさせるというのはよいことだと思います。

というのも受験本番は模試とはやはり全く雰囲気が違うものだからです。本番には本番にしかない空気が漂っています。その中で力を発揮するには、やはり本番の経験があるにこしたことはありません。

問題は、本命校の前に結果が出てしまうことが多々あることです。受かっていると伝えて、本命の前に気持ちがゆるんでしまうのではというのも心配ですし、落ちていたら自信を失わせてしまうのではとやはり心配になります。

我が家の三人の子のすべり止め校の結果は「合格」「補欠」「不合格」と見事に三パターンに分かれました。結果を伝えるべきか伝えないべきかそれぞれかなり悩みました。どうしたかについて詳しく書いてみたいと思います。

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