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母アツコの朝ドラみたいな人生に誰かタイトルつけてほしい

私の母は70歳になったところで
名前を仮にアツコとする。

アツコの人生は、おしんもびっくりの波瀾万丈、
ドラマ渡る世間は鬼ばかりの五姉妹のゴタゴタを一人で背負った以上の、一寸も落ち着かないものである。

生まれた家はびんぼう
元からびんぼうってよりは
博打うちの父親のせいで
給料が家に入ってこない方のびんぼう
家族構成はろくでなしのお父ちゃん、我慢強すぎるお母ちゃん、かわいい弟、かしこい妹、変わった弟、の6人家族

ある日母が嫌気をさして、どこかにご祈祷をしてもらいに行くことになり、小さいアツコはお父ちゃんとお留守番(なんでやねん連れてけや)。
4歳のアツコが留守番をしてるにも関わらず、博打うちに行って夜半過ぎても帰ってこないお父ちゃん。
夜泣いてるアツコを心配して、隣のおっちゃんが
家おり、と入れてくれた
のにも関わらず
「うちの娘どこやったんじゃーー!!!」と
怒鳴り込んでくるお父ちゃん。
いや、もう死んだら誰も悪うに言わんから
はよ死ねよ、って小さいアツコは思ったとか思わんとか。

3つ下の弟は小児がんで4歳で死んでしまい

給料日になったら、お父ちゃんがもらうより先にもろて来い!と尼崎から枚方まで電車やバスを乗り継いで「お父さんのお給料もらいに来ました」をやらされることも。。

お父ちゃんはろくでなしの上に体が弱くて、お母ちゃんも無理がたたって二人揃って入院したときも、
当時7歳の健気なアツコはバスに乗って洗濯物などを運び

隣のお姉ちゃんになぜかたこ焼きを一生焼かされ

お母ちゃんを助けたい一心で、中学出たら働きたかったけど、高校は出といてという言葉により
一番アホな商業高校を卒業

百貨店に就職して、紹介されてお見合い結婚(逃げたい気持ちだけで結婚してるから、そらろくなことならへんねんけどさ、若い時はわからんやん)

これがまた、釣った魚に餌をやらんおっさんで
小姑問題、年子のワンオペ育児、突然の転勤で
知らん土地へ引越し

まぁでも、この頃にはアツコも少しずつ強くなってきてね。

当時の写真見たら、借金なんぼ返してんねんってくらいキツくて暗い顔してるんやけどさ。

サーっと書いただけでは伝わらんなあ
こういうのなあ

誰が興味あんねん、やけど
続き、また書きます

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