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『新しいキャリアの見つけ方』を読んで自分だけではなく、部下や同僚のキャリア資本の整理を手伝ってあげよう

いつもお世話になっている、プロティアン・キャリア協会代表理事の有山徹さんの新刊です。
キャリアオーナーシップを自分自身の手に取り戻し、「キャリア資本」を整理、強化して、キャリアをデザインしていくという、現代版プロティアンキャリアの考え方には、個人的にも大変共感しており、自分のためだけではなく、自社のキャリア教育の考え方に取り入れたりしております。

第3章の「自分の武器・価値を見える化する」という考え方は、日本人にとってはとても大切な考え方で、キャリアの過去・現在・未来をしっかりと連動させていく意味でも、人事に関わる方も関わらない方にも読んでいただきたいです。

この本は、自分のキャリアを考えるだけではなく、他者のキャリアを指導する立場の方(部下を持つ上司や人事、教育関係者)にとっても、有用だと思います。有山徹さんの優しい語り口で書かれていますが、本に書いてあることを実際にやろうと思うと、現代の日本社会ではとても厳しい内容だったりしますので、本の中にあるワークは書き出して実行した方が良いと思います。

市場価値を高めるためには、再現性も必要だという点や、未来洞察の大切さなど、とても共感できるところが多かったです。

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