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経営・人事にお勧め書籍 #1


日本の大学の卒業生のGPA上位5%の学生さん84名との実際のインタビューと、適性検査結果をベースに、GPA上位者の特徴を解き明かしながら、議論が進んでいくので、うんうんうなづきながら、とても興味深く読ませていただけました。過去に面接をした色々な顔が浮かびました。
本書は、その中でも「GPA上位者」の人物像(ペルソナ)やその背景にあるナラティブ(物語)までも明らかにしていこうというとてつもなく難しいチャレンジをデータを持ち寄りながら行っています。
採用担当者だけではなく、学生さん自身、教育関係者の皆様にもぜひ目を通していただきたい一冊だと思いました。
私は3年前まで新卒採用の責任者として、毎年約1000人の学生さんと最終面接をしてきましたが、私が一番大事にしていたのが、学生さんの「履修履歴(いわゆる成績表)」でした。自己PRとか志望理由は全く聞かずに、履修履歴を見ながら、学生さんの好奇心や価値観の源泉に近づけるよう、問いを繰り返したように思います。
学生さんとの会話がとても楽しかったのを思い出しました!

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